くらしデザインスタジオ@楽(^^)

住まいや街など、様々な暮らしの提案やサポートをする中で、なんとなく気になったこと…!?イロイロです。

色見本帖とCMYK

2022-06-12 | デザイン建築の活動

未だ、たまに出番がある、30年前のCMYK色見本帖。奥にしまってるのでまだ使えてます。多少、紙の黄変やインク色の変化はあったとしても…。印刷されたカラーの、CMYK値のあたりを付けるのに使ってました。RGBのようにスマホではいかないようです。

久しぶりのデータ入稿対応で、PDFの普及で対応データ幅が広がったのかと思いきや、そうでもないんですね。ペーパーレスでRGBを前提のPDFのカラーを、オフセット印刷用のCMYKに最適化変換してくれる、アプリとかないんですかね。単純演算だと印刷用CMYKには向かないので、そこはAIさんで、墨ベタやインク量などオフセット印刷向きにCMYK値を判断してもらって。

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ねこ殿階段と物干と

2022-06-08 | 日常の生活,ねこ殿

そらまめさんが、階段を降りようとして、立ち止まって様子を伺って?ました。

スマホ構えるオジさんに気付いて、疑いの表情です…。撮るだけで何もしませんって。


夕食時、なぜか2人揃って、寝床からこちらへ視線を送っております。そんなイイもの食べてませんって…。


あずきさんが、久しぶりに窓枠へ上がってました。涼しかった日なので、換気で床面だとちょっと寒かったようです。オジさんにカーテンめくられて、目が黒くなってます…。


やまとさんが寝床で寝てますが、その向きなんですか…。顔を押し付けて、手を隙間に押し込んで?が、気持ち良さそうです。


やまとさんが、外のバルコニーから、窓を通してこちらの様子を見てました。表情は、こちらのことは分かってない気がしますが…。

別な日ですが、こんな感じに、物干しバルコニーに収納ケースが置かれてまして、その上にやまとさんです。この日は、さくらさんもバルコニーに出てて、暖かくて気持ち良い日でしたね。


さくらさんは、あいかわらず洗面カウンターの上で、色々話しかけてきます。お水だったり、撫でて?だったり、ジャマなのどけて?だったり…です。

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茶色いお菓子美味し

2022-06-07 | お店,食べ物など

"おかし屋マーブル" に、この時期限定かな?、ひときわ "茶色い" お菓子が並んでたので買ってみました。

左は、鶴ヶ島市の "こすもす作業所" さんの「ざ・穀っきー」で、2015年の "パレスホテル焼き菓子コンテスト" で入賞しています。小児医療センターの方が、「噛めば噛むほど色々な味がして、とても美味しい」と話されていたので、初めて購入しました。

これはとても美味しいですし、今まで食べたことがない味と食感がイイです。原材料を見ると、和風のクッキー+雑穀かなと想像しますが、そこにレーズンが入っていて、このレーズンがとても効いてます。材料の小麦粉は、地元産のものを、自分達で製粉したものを使っているそうです。

"マーブル" に寄ってくれる脂肪分を控えねばならない彼さんは、自分でクッキーの成分表示を一つ一つ見て回って、一番脂肪分が少なかったこの「ざ・穀っきー」を買っていってました。この渋い美味しいさのクッキーを、彼にはどう感じたですかね。ちなみに、乳関係も使っていないので、私も量を気にせず食べられます。

もう一つ、右は、さいたま市岩槻区の "ふくふく東町作業所" さんが販売している「古代米 黒米煎餅 くろまいくん しょうゆ」です。お煎餅の材料となる黒米は、自分達で栽培しているそうで、岩槻の新しいお土産品として広まりつつあるようです。製造は、さいたま市西区の "喜多山製菓" さんが行っています。

こちらも、お米の粒の形状をそのまま残したイイ食感で、普通に美味しいです。黒米(精白米も?)は表皮の糖層?部分はそのまま残していると思うので、その栄養成分の効果がありそうですが、そこはすぐには分かりません…。このお米の粒を残したお煎餅は、揚げて作っていると思うのですが、揚げてる感がほとんどなくサックリ食べられるのもいいです。

しょうゆ味の他に、しお味もありましたが、初回なので無難にしょうゆ味を選んでました。美味しいので、次回はしお味を買ってみようと思いますが、ぱっと見にグレーっぽい色をしてるので、その不思議な感じも探ってみたいです。

"こすもす作業所パンフレット"_埼玉県NPO掲示板
https://www.pref.saitama.lg.jp/documents/177495/20201026cosmos2.pdf
"就労継続支援B型事業『ふくふく』"_とまりぎ
https://tomarigi-iwatsuki.jp/fukufuku.html
喜多山製菓
https://www.kitayama-s.co.jp/
"おかし屋マーブル"_クッキープロジェクト
https://www.cookiesproject.com/

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思う存分に表現して

2022-06-04 | 本,TV,歌,人物など

ミロコマチコさんの絵本で、「けもののにおいがしてきたぞ」岩崎書店と、「ドクルジン」亜紀書房です。3月にミロコマチコさんの 展示会を観に行った 時に、展示されていた絵本の原画がとても良く、そのあとに買って眺めています。「けもののにおいがしてきたぞ」の方は、むさ苦しい "におい" ようなものを感じますし、「ドクルジン」の方は、え〜そんな…って感じのダイナミックさとオチ?に圧倒されます。

どちらも、良い意味で、いわゆる "絵本" の、かわいいきれいな絵やハッピーエンドなどの先入観から、飛び出しているように感じます。自身が感じた感情やオーラやエネルギーは、思う存分に表現しまくっていいんだ、と思わせてくれて、なんとなく気持ちが上がらない時に、ワクワクパワーのようなものを、湧き上がらせてくれます。ヒトも理性から解き放たれれば、皆この絵本の勢いぐらいの、潜在能力やパワーを持っているんだろうな、と思ったりです。

"ミロコマチコ - mirocomachiko"
https://www.mirocomachiko.com/

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めくるサドルカバー

2022-06-03 | 色々なモノ

今日も激しいにわか雨でした。なので雨関連で、あさひの自転車用「めくるサドルカバー」です。カバーがめくれるようになっていて、サドルに掛けたまま、ブラウン面とシルバー面の2面使えるのが、意外に便利です。というのは、いまだカッパを使わず、折り畳み傘で自転車に乗ってるからなのですが…。

利用してる駅の駐輪場が雨ざらしなので、普段から、ブラウンにしてカバーは掛けっぱなしです。雨の中、駅から帰る時に活躍し、シルバーにめくって座り、途中、コンビニやドラッグストアに立ち寄る時に、駐輪してまたブラウンに戻し、さらに、また乗る時にシルバーにめくって…と繰り返せるのがラクです。

元々は、サドルの表面が劣化して破けてきたので、サドルカバーを探しに寄った自転車屋で買ったものです。私は、お尻が骨張ってるので傷みやすく、すでにサドルは一度交換してるので、今回はカバーの掛けっぱなしで済まそうと考えたのでした。ゆえに、お値段やや高めですが、とても丈夫という選択でした。

"めくるサドルカバー"_サイクルベースあさひ
https://ec.cb-asahi.co.jp/catalog/products/F8A0A5E85DEA43598B6D1E1A4BAD2F17

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木造と火災と延焼と

2022-06-01 | 街のモノ

設計屋としては色々気になる、三重県のいなべ市立笠間保育園の火災ですが、3週間ほど経ちましたが、出火原因などの発表はまだのようです。木材利用の強い推進の中での、"木造現し仕上げ" の、学校ではないですが、小さい子が多数過ごす "保育園" で、原因の可能性一つ(あくまでニュース上の非公式の話し)に "七輪" があがっていたりなので。以下、あくまで私の思ったところで、事実と相違することあると思いますので、差し引いて読んで下さい。

この保育園は "平屋" で開口部が広いので、たとえ日中の火災で、自ら避難できない小さい子がいても、火の回りが早くても、結果的に中庭に避難さえしていなければ、おそらく避難は大丈夫だったのではと。

"平屋" で3,000m2以下等なので準耐火建築物等ではなく、園舎内の延焼を抑える基準としては、"防火上主要な間仕切壁(114条区画)" と "内装制限" だったのかなと。間仕切壁は、見える部分は、燃えしろ設計の柱+準不燃の真壁+強化ガラス?でガラス面積が広く、そもそも壁は最小限に抑えられていた?、とても開放的な空間だったようです。天井は準不燃下地の二重張り?+燃えしろ設計の梁、だったのかなと。

ゆえに、事実上一体の空間に近いため、出火して初期消火ができなければ、おそらく全焼は避けられなかったのかなと。無人の深夜の出火のため、人による初期消火は期待できず、"スプリンクラー" は、平屋であり面積的にも設置基準には該当せず未設置なので。

出火場所がどうだったか分からないですが、通常の保育の居室エリアは、木の良さを活かした仕上げなので、燃え広がりやすい部分が多かったのかもと。しかし、そもそも壁が少ないので、柱や梁や建具家具が燃えたということですかね。"中庭" 型のプランと多数の "トップライト" は、煙突効果もあり?火の回りが早そうで、火災中の画像のようにキャンプファイヤー状態になり、消防が到着した時点で「既に手がつけられない状況」だったのかなと。

しかし逆に、この "中庭" と "トップライト" と屋根勾配のおかげで、火の回りや熱が内側(中庭側)から上空に向かい、外側方向への火の広がりが弱く?、建物の外側は燃え残っており、結果的に周辺への延焼も避けられたのかなと。

上記は "保育所" ですが、こういう火災を見ると、どうしても木造の "学校" のことが気になります。今は、下記のリンク先のように、3階建てまでは普通に設計され、4階建ての事例も出てきている時代です。

あらためて、1時間準耐火構造の木造校舎を見ると、避難完了までの間に、倒壊しない構造(燃えしろ等)とすることと、避難と延焼防止ための床・天井の焼け抜け防止、外壁面づての延焼防止が主な構成です。上記の保育所は、上階荷重の無い平屋でしたが、それでも燃えしろ設計の柱が、どれくらいの時間持ちこたえたか分かると、今後に活かせそうかなと。さらに、今回の火災を見てしまうと、気になるのは、延焼を抑える防火区画が、比較的構造基準の緩い "防火上主要な間仕切壁(114条区画)" なのと、初期消火を期待する "スプリンクラー" が、"学校" は事実上設置基準が無いことですかね。

"吹抜け" や "階段" などの竪穴は、火災の際の延焼ルートになるので、ある程度規模のある建物では、すぐに閉鎖して区画されるようになってます。今回の火災を見たあとでは、"吹抜け" を平面の中央側に配置して、火災の際の炎や熱気流や煙を "吹抜け" から上空に抜けるように設計して、避難ルートを "吹抜け" とは離れた外壁側に設計すると、安全性が少し高くなるのかなと。規模のある建物では、既にそうなってるかもですね。我々も、火災に遭った場合は、"吹抜け" からは離れて、外壁面側にある "避難階段" を目指すですね。

最後に、"七輪" ですが、完全に冷ましてから、掃除したりしまったりしなければならないものです。保育園火災のニュースだと、七輪を使用してから出火まで12時間くらいあり、炭の処理はさすがにしてると思うので、原因とは考えにくそうかなと。でも、炭をそのままに、小さい子が触らないように室内にしまってそのまま忘れてしまうと、危ないですよね。

"いなべ市立笠間保育園"_アール・アイ・エー
https://www.ria.co.jp/design-story/kasama-nursery/
「林野庁長官賞の木造保育園が全焼 けが人なし、三重県いなべ市」_中日新聞
https://www.chunichi.co.jp/article/469237
「林野庁長官賞の木造保育園はなぜ全焼したか、専門家『消火のしやすさも重要』」_日経クロステック
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00154/01443/
"いなべ市立笠間保育園の火災について"_いなべ市
https://www.city.inabe.mie.jp/kosoate/kosodate/hoikuen/1012141.html
"木材を利用した学校づくり"_文部科学省
https://www.mext.go.jp/a_menu/shisetu/mokuzou/mext_01759.html

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