くらしデザインスタジオ@楽(^^)

住まいや街など、様々な暮らしの提案やサポートをする中で、なんとなく気になったこと…!?イロイロです。

優先避難所と学校等

2015-03-15 | 街のモノ

大宮ふれあい福祉センターにある「災害時要援護者優先避難所」の標示です。昨年に付いたと思うのですが、地域活動支援センターノイエhttp://blog.goo.ne.jp/neue-blogの販売で行った時に気付きました。

さいたま市のサイト見るとhttp://www.city.saitama.jp/001/011/015/004/001/p000040.html、「避難場所」の中の一部に「災害時要援護者優先避難所」として指定されているようで、「災害時要援護者(障害者、高齢者、乳幼児等の災害弱者)優先の指定避難所」とあります。

「要援護者」の定義が見つからないのですが、「障害者、高齢者、乳幼児…等」の文字通りだと二人に一人ぐらいが要援護者になってしまうので、その中でも援護が必要となる(どうやって判断するのだろう…)人ということなのでしょうかね。

よく分からないのは、災害時に「避難場所」に避難した後に、ここは要援護者優先なので他の「避難場所」へ写ってくださいってやるのですかね…。要援護者なので「優先避難所」へ行ってくださいと言われて、家族も移動するのですかね…。それとも、入所施設みたいな人たちの受け皿のイメージなのでしょうか…。

「災害時要援護者優先避難所」は主に公民館等が指定されているので、空調や設備などの環境が整った施設が必要な人ということでしょうか。通常の?「避難場所」である公立学校は、空調も設備は貧相で断熱は無い…という野外と大して変わらない前時代な施設なので、その環境では耐えられない人ということもありそうです。

そういえば、平成25年省エネ基準が施行され、学校等を含む非住宅建築はH26年4月から完全施行されているので、外皮性能だけでなく各設備機器等もオフィスビル並みになって…と思ったのですが、省エネ基準は快適さを求めず冷暖房などしなければ熱負荷は小さいのですよね…。ということは、冷暖房も断熱も無い前時代的な学習の空間と、冬期も夏期もそこで暮らす避難者に厳しい校舎と体育館…は、変わらないってことですかねぇ。