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「地図中心」http://www.jmc.or.jp/book/mapcenter/の3月号が「東京の空襲」の特集で、昭和20年2月~5月にかけての米軍による空中写真が何枚も掲載されています。当時の写真がとてもきれいに見やすくデータ化されていて、東京の位置関係や延焼範囲などがよく分かり、見入ってしまいます。
空襲前の写真では、東京の建物の密集具合や、いわゆる建物疎開の位置や規模が分かります。空襲後では、延焼した範囲は土が見えることで?白っぽく写り、焼けずに残った建物は屋根に灰を被って黒っぽく写っています。
それにしても、東京大空襲後の延焼範囲がものすごく広大なことが、東京の土地勘がある身としはとてもリアルに伝わってきます。延焼の端部が伸びるように広がっていて、風というか何というか、大規模火災の怖さを感じます。
東京大空襲時に、錦糸町で自宅商店が焼けずに残り助かった方の話しを聞いてたのですが、この写真を見ると、錦糸町で焼け残ったのは、ポツポツとわずかな街区のみで、奇跡的としか言いようがないです…。
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