九里陸上部 指導者日記

九里学園陸上競技部の指導者によるブログです。
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高橋七海との1年。

2012年12月03日 09時48分09秒 | その他(投稿者・コーチ)
山形県女子駅伝大会で高橋七海が1区の区間賞を取りました。記録も過去5年間の1区最高タイムで走り切りました。中学時代は無名選手でも能力はかなり高いと勧誘したのは九里陸上だけでした。予想どうり1年目から頭角を現し、2年生でインタ―ハイ出場しましたが、持病の貧血が成長期と重なり(現在は完治しています)医者通いで苦しみました。3年目のシーズンに入ると間もなく疲労骨接で走れず、その後、よくなってきた夏に足首を痛めてリタイヤ、走れるようになったのは10月に入ってからでした。学業成績も進学コースでトップクラス、1年前から素質を見抜いていた実業団から熱心な誘いがあり、大学進学か、実業団か、悩みましたが、本人は走る方を選択しました。「苦しんだ分だけ強くなれる」監督も我慢の1年間でした。先日の5000m記録会で16分台に入り、今回の快走に結びつきました。此れからの実業団での活躍が楽しみです。「やればできる」九里陸上のモットーを生かしてくれました。しっかり取り組んでいれば必ず良い結果が待っている。他の部員の良い見本となりました。全国大会(インタ―ハイ・国体・全日本ユースジュニア)優勝・入賞・の江口悠貴・山木伝説・吉田菜穂・そして、今回の高橋七海の成長。九里陸上の取り組みに間違いはないと自信を持てた1年でした。今日の九里陸上は休養日です。明日から、又、新たなスタートです。部員の皆さん頑張りましょう。
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