「次男に作る日曜ご飯 ー昔のお母さんを想う」

2015年06月14日 | ドイツ・ヨーロッパの「食」



昨日はドイツの人達に和食の紹介を兼ねた夕食会をしました。

その時に仕込んだものがまだ沢山あったので、大学の期末試験の準備で
当面帰って来ない次男に、お昼ご飯を作りました。
なんとなくスタートしたのですが、終わってみると下のような感じで、
一通りのメニューとなりました。次男も実によく、しっかり食べてくれました。
レシピや、その際に考えたことなど、ちょっとノートしておこうと思います。

①初夏のトマとグリーンアスパラの冷製。



②お造り三種



③酢締めしたサーモンとアボカドの山葵和え、新生姜とレモンの
隠し味で。



④椎茸、エリンギ、さやえんどう、グリーンアスパラ、海老、豆腐の
汁物、ほんの少し葛を溶いて。



⑤カレイの胡麻衣青紫蘇のソテー



⑥薄切り牛肉のマリネとインゲンの炒め物。最後に炒った金ゴマをたっぶり
 ほんの少しのレモン汁をふりかけて。



こうして料理を作っていると、子供達とも沢山、話が出来るので、
僕には大切な愉しい時間です。
今日は久し振りの完全フリーの日曜日、それに次男一人だったので
ゆっくり、のんびりと作り、息子の最近の様子もよく聞きました。

食事が終わると、次男が今週の自分の夕飯用に鶏の胸肉を沢山買って
きたというので、塩麹&ニンニク生姜と塩麹&青柚子胡椒の2タイプの
マリネを作り、ホーローのタッパーに詰めて持たせました。
また最近は、自分でも簡単な料理をそこそこ作ると言うことなので、
自家製のニンニク漬け込み醤油、玉ねぎのみじん切り、日本酒に漬けた
生姜のみじん切りなどもベース調味料として持たせてやりました。

今日はそんなこんなで、 昔の日本のお母さんみたいな気がしてきました。
それでも、昔から子供達とのつながりの太い部分が僕の場合はこのご飯
作りと皆んなで一緒に食べることなので、今後もこういう機会は大切に
していこうと思います。

そして、昨日の和食の紹介や外部向けの料理セミナーも大事には違い
ないが、一番近くの自分と家族への料理こそ、まさに他に代え難いと
改めて得心します。また、日中、仕事をしたり、人生の計画を立てて
いる時に、こういう優先順位を間違えることのないようにと、つくづく
思います。
本来は当たり前のことですが、日常にこそ幸せがあるということにも
つながっていることです。

さあ、長いノートも書き終えたので、日曜のプールに泳ぎに行こうと思う。
また、2000m泳げるだろうか?


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。