昨日の日曜日、うちのエファさんが前から楽しみにしていたアフリカの
旅に出発しました。行先はケニア。
首都ナイロビからスタートして、ケニア各地の広大な自然を巡り、
アフリカ、アラブ、イスラム、イギリスの文化が交錯する
歴史的港湾都市モンバサまで。
僕自身は一生知ることもないであろう土地へ、定年を迎えた仲良しの
叔母と約四週間近くの長旅です。
一方で僕が一人にならないように、猫の世話がちゃんと出来るようにと、
ウイーンから試験休み中の娘が戻ってきました。
これは有難いこと!
「無事で愉しい旅になりますように!」
出発前の昨日は慌ただしい中、なんとか三人で南瓜とインゲンの
お味噌汁と簡単な混ぜご飯で夕食を済ましました。
今日、妻を送り出して戻ってくると、その娘がどこからか大きな袋を
取り出し、
「ママからの旅の間の置き土産!二人で淋しくならないようにと、
お菓子やビデオが入っているよ。」
その中には僕が前からどうしても見たかった、それでもいつも見逃して
しまっていた二つの映画、アニメの「この世界の片隅に」と、黒澤明の
「生きる」が入っていました。一体、どこで見つけたのだろう?
四週間居ない間の実務や家事の引き継ぎはつい忘れることがあっても、
こういうことにに気を配り、思いつくウチの奥さん、エファさんは
30何年付き合っても僕には摩訶不思議、おおよそちんぷんかんぷん
だけど、その一方でやっぱりすごい人だ、素晴らしい人だと、
心からじーんとしました。
娘と二人でもう一度、
「グーテ・ライゼ ! 良い旅を❣️❣️❣️」