30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

黄金マクワウリは、なんと金のたまごというスイカだった

2021-08-10 | その他

これが小玉スイカの金のたまご。皮は黄色く果肉は赤い

てっきり黄金マクワウリだと思っていたのが、なんとスイカの「金のたまご」だったという話。

スイカは嫌いではないが食べない。菜園を35年以上やっているがスイカは2度ぐらい作ったきりで、もう何十年も作っていない。その代わりといってはなんだがマクワウリは気に入っている。

↓こちらは7月下旬に収穫した黄金マクワウリ

マクワウリは毎年1、2株をタネから育てている。今年は手を抜いて苗を1株だけ買って植えた。品種は黄金マクワウリ。7月下旬には収穫できた。スイカは食べないのにマクワウリは食べる。どうしてスイカとマクワウリを比べるかといえば、厳密には別物だけど同じウリだという単純な理由?からで、マクワウリの控えめな甘さと香りが好きだ。女性の好みもそうで、人それぞれの好みといえばそれまでだが、なんかそれが好きなようである。

昨9日のこと。ウォーキングでたまたま通りかかった農家の畑に大きな黄金マクワウリがごろごろ転がっている。わが畑のものより一回りも二回りも大きい。そこで雑草取りをしていた婦人に声をかけた。
「立派なマクワウリですね」
「いえ、これはスイカ。金のたまごというの」

色と形からてっきり黄金マクワウリとばかり思っていたのに、よもやスイカだとは。これには驚いた。皮は黄色く、果肉は赤いという。初めて聞く名前であり、実物も見るのは初めてになる。スイカなんだと感心して眺めてしまった。たしかに形は金のたまごだが、大きさは卵の10倍以上あるだろう。

滅多にない機会だ。現金を持っていたから、1個を売ってくれないかとお願いした。1個ならどうぞとただでいただいてしまった。なんか無心をしてしまったようだ。

その帰りに知り合いの農家の人に会った。この人はこの金のたまごを知っていた。それもなんと、このスイカはシャリ感があって好きだという。知らないのはわたくしだけかと思ってしまう。

帰ってすぐに「スイカ 金のたまご」でネット検索した。トキタ種苗が育成したもので、同社のHPにはこうある。

「果重2.5-3.0kgの黄皮・赤肉の小玉。果形は長楕円形の枕型。果皮は美しい黄色に、若干濃い縞が細く入る。肉質はややしまり、シャリ感があり、切ったときの香りが強い。二人で食べきれるサイズです」

スイカは食べないと言いながらも、めずらしさもあってこれは食べてみることにした。すぐに冷蔵庫に入れ、夕ご飯の後に食べた。この夏のスイカは7月に農家からいただいたものを食べたが早どりで水っぽくまずかった。それに比べたら各段にうまい。たしかにシャリシャリとした食感で食べやすい。しかしどういうわけかスイカは2、3切れ食べるとすぐに飽きてしまうのである。今回もそうだった。


      
気まぐれ山旅リポート ようこそ!ビッグファームへ

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする