30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

2020紅葉の山旅ー栗駒山と涸沢カール

2020-10-04 | 登山

 2020年10月3日の栗駒山の紅葉。東栗駒山から眺める

紅葉を求めて山を歩くことにした。コロナ禍の今年は5月に一度歩いただけで4カ月ぶりになる。年寄りは家にいたほうが無難だとわかっているのだが、どうにも我慢ができなくなった。

行先は東北の栗駒山と北アルプスの涸沢カール。両者はウェザーニュースによると紅葉の山としては全国ランキング1位と2位。山を歩いている人ならたいがいはそうだろうなとうなずくはずだ。

計画を立てている最中に「大人の休日倶楽部パス」発売のメールが届いた。パスの概要は「臨時設定 大人の休日倶楽部パス JR東日本全線エリア乗り放題 9月24日から10月6日までの4日間」というもの。

大人の休日倶楽部の会員になって十数年になる。「乗り放題のパス」を利用したのは一度だけ。どうも利用時期がわたくしの趣味と合わない。ところが今度の利用期間は山の紅葉の時季と重なる。

このパスを利用すれば、栗駒山の最寄駅のくりこま高原駅まで、大人の休日倶楽部の3割引きよりも安く行ける。これにしよう。待てよ。このパスは涸沢カールへ行くのにも使えるのではないか。JR最寄り駅の松本駅にも行くことができるとわかった。すなわちこのパス一枚で両方いける。そうなると計画を見直しさなければならない。4日間で両方に行けるよう調整した。問題はいつも天気だ。

涸沢カールへはコロナ禍のためテント泊と決めていた。久しぶりのテントである。いま72歳。60歳を過ぎてからは大型ザックの重量が体にかなりこたえるようになった。テント泊となるとその重量に体を慣らすため、1週間ぐらいは重荷を背負って歩く練習をしなければならなくなった。17キロの荷物を背負う。普段の生活でこんな重いものを持ったことがないから、筋肉が懸命になって支える。毎日の1時間30分のウォーキングコースをこの重荷を背負って歩く。初日はかなりきつかった。あちこちの筋肉がきしむのがよくわかる。2日目は筋肉痛を我慢して歩く。3日目になると重さに体が慣れてきたのがわかる。4日目にはそれほどの苦痛を感じない程度に歩けるようになる。

ところが1週間前にかかりつけの医者からドクターストップがかかった。いまさらという気持ちが強いのものの、小心者だから「はいそうですか」とテントをやめることにした。

そうなるとまた計画変更である。山小屋を予約しなければならない。紅葉の時季はどの山小屋も早くから満員になる。ことしはコロナ禍でどの山小屋も予約制。予約ができなければ、山歩き自体を中止にせざるを得なくなる。だめもとで電話した。なんと直前にグループのキャンセルがあったようで予約ができた。ミラクルであった。

こうしてやっと計画が固まった。
・10月3日(土)栗駒山。こんどで3度目になる
・10月5日(月)から6日(火)が涸沢カール。秋の涸沢ははじめて。

昨3日に栗駒山を歩いてきた。まさに紅葉真っ盛り。すごい!すごい!の歓声が満ちていた。週末ということもありどっと登山者が押し寄せ、登山道はかなり渋滞した。詳しい記録は涸沢カールから帰りしだアップの予定でいるが、トップにそのすごい!紅葉風景を2枚。


      
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