ことしは赤くなるのが遅かった
いま陰干しをしているところ
トウガラシを収穫した。5月にタネをまくといつもなら10月中には取れるのだが、ことしは赤くなるのが遅れて11月になった。
トウガラシは毎年作っている。だが、ほとんど食べないで残っている。わが家ばかりではなくほかの家だってそんなものだろう。家庭料理で、このまま調味料として使うおかずがどれほどあるのか。
しかし市販の一味唐辛子や七味唐辛子はよく使う。かなり出番が多い。これがないと困る。冬はとくにそうだ。それなら収穫したものを一味唐辛子に加工しようかと思うのだが、思うだけでやらない。その結果毎年同じように手つかずのまま残る。
現実はそうだとわかっていても、懲りずにというかことしも収穫したものを陰干ししてる。保存するつもりでいる。トウガラシは直接日に当てると色が悪くなるから陰干しのほうがいいと、どこかで読んだ記憶がある。それでそうしているのだが、たしかなことはわからないままにやっている。
残ったものを捨てるのはもったいない。農家の人にいいことを聞いた。ソラマメのタネを保存するとき、一緒にトウガラシを入れておくと防虫効果があるというのだ。ここ数年そうしているのだが確かに虫食いの穴が見えなくなった。
まもなくことし収穫したものは乾燥材を入れて保存する。昨年のものはソラマメの“防虫剤”に回される。