30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

タマネギは自家苗400本を植えつけ

2016-11-01 | タマネギ

そのうれしさがタイトルにも。

タマネギを400本植えつけた。苗はすべて自前で育てたもの。昨年の自家苗もすばらしかったが、今年の自家苗はもっと素晴らしい出来である。植えつけに適した苗の4つの条件をすべて満たしてるものが多く取れた。どうだ!という生育ぶりに育てた自分でも驚いてしまうほどの大満足。

1)本葉が3、4枚
2)長さは25センチ前後
3)太さは5ミリ前後
4)根は多く長く

もちろん中には苗には適さない小さなものも含まれている。この割合が少なかった。これらを外して、苗に適するサイズのものが400本取れた。

ウネの準備はすでにできている。株間15センチの穴あきマルチを張ってある。そこに1本1本植えていく。この作業だって苦にはならない。手間暇かけ、手塩に育てた自家苗だからである。これだけいい苗だと間違いなくすぐに根付く。これが自家苗の本領。安心して植えつけることができる。

ある年のこと、植えつけた苗が所々枯れることあった。すぐに予備の苗を補植したがまた同じ個所で枯れた。おかしい。はたと気がついて、その個所を少しばかり掘ってみると、やはりいた。コガネムシ類の幼虫だ。根を食害して枯らしてしまう。目に見えないから厄介なのだが、予備苗を用意することで対応できる。

コガネムシ類の幼虫


9月上旬にタネをまいたタマネギ。昨年に続き今年もうまいぐあいに苗作りができた。何年たってもわたくしには最難関の作業である。タマネギ栽培では、苗作りまでの難度は(きわめて)高く、その後の管理の難度は(きわめて)低い。両極端といってもいい。

苗作りをして植えつければ、タマネギ栽培は終わったも同じ。肩の荷を下ろす。これから先は収穫まで手間いらずで、放ったらかしでも育ってくれるからだ。


        
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