30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

サトイモー種イモの芽出しをスタート

2015-03-02 | サトイモ



畑に深く埋めて保存していた種イモを掘り出す。これは土垂の親イモ。
芽出しは、すき間なく一段に並べて3センチほど覆土。ビニールなどをかけて保温

農閑期でのんびりしていたのに先週は一気に動いた。まずはサトイモ種イモの芽出し、次に小型耕うん機で耕してし、ジャガイモの植えつけ、ニンジンのタネまきをした。やむなく動かざるを得なかったのではない。もう少し待てばいいものを待ちきれずに動いてしまったといったほうがいいかもしれない。空気は冷たいがこの時期の天気がいい日に畑に立つと冬から解き放たれた気分になって気持ちがいい。春がきたなと。

まずはサトイモの種イモの芽出しを開始。
芽出しは出芽をそろえ、欠株を防ぐためにやっている。

1、芽出しは1カ月かかる。4月上旬に植えつけるので、3月はじめから芽出しをスタートさせる。
2、畑に深く埋めて保存していた種イモを掘り出す。これがけっこうな重労働だ。
3、芽出しをするには保温が必要だ。種イモをすき間なく一段に並べて、3センチほど覆土する。その上にワラを敷き、さらにビニールシートなどをかけて保温する。方法はなんでもいい。とにかく保温が必要だ。芽出しといってもやるのはこれだけである。
4、1カ月もすると芽が出てくる。芽が2センチほどになると植えつけている。

芽出しをするとどうなるのか。参考まで昨年の芽出しによる出芽の写真を示す。
上がヤツガシラの種イモ、下が土垂(親イモ)の種イモ。この程度まで出芽させる。

畑の地中に保存していた種イモは無事に冬を越した。掘り出すまでは寒さで腐っていないかと心配する。ことし芽出しさせるのは昨年と同じく、ヤツガシラ、土垂、エビイモ、愛知早生の4種。昨年は豊作だった。おかげでいまも食べ続けることができている。種イモも十分に確保できた。食べ比べながら毎年のことながらやはりツヤツガシラが一番うまいかなと思う。

種イモはたっぷりある。しかし狭い菜園だから植えつける数には限りがある。好きなだけになんとも惜しい。


        
    気まぐれ山旅リポート  ようこそ!ビッグファームへ


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする