30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

これでおしまい、この冬5度目のハクサイのお香香

2014-02-26 | ハクサイ


寒さで外葉はぼろぼろ、無残だ
↓それでも2,3枚むくとこのとおり



↓漬物の準備


ハクサイをすべて食べ尽くすことができそうだ。ハクサイは残すところ4個となった。これをお香香(こうこ)にする。漬けるのはこの冬5回目となる。これを食べてしまうとハクサイはおしまいだ。大好きなハクサイのお香香を冬のあいだ食べ続けることができた。満足である。わたしにとってこんな贅沢なことはない。かみさんに感謝しなければならない。

昨年の夏にタネをまいたハクサイ。ことしもうまくいった。このお香香を食べたいがために、わたしは最大の努力を払う。猛暑には泣かされたが、どうにかうまく育ってくれ、こうしてうまい、うまいと毎晩食べていられるのだからこれ以上の満足はない。

ハクサイはタネから育てることにずっとこだわってきた。一昨年、昨年の猛暑にはさすがに苦労させられた。それでもこれまでの栽培経験で乗りきったものの、さすがに手間とヒマがかかった。わたしの心にふと、来年からは市販の苗で間に合わせようかなとこれまで絶対に避けてきたことを思うようになった。

買ってきた苗を植えつけるならハクサイ栽培は容易だ。ハクサイのむずかしいところは苗をつくることにある。長年やってきても苦労させられる。その苦労に負けたのか、次からは市販の苗にしようかなと思うなんて、「とうとう焼きが回ってきたかな」と自分をなじりたくなる。それだけ粘り強さがなくなってきたのかもしれない。なにをするにも粘り強さがなくてはならない。それだけ年を取ったということか。

ハクサイはこれでおしまいといったが、まだ楽しみが残っている。菜の花である。ハクサイの菜の花はなんども書くがうまい。多くの菜の花があるなかでハクサイが一番だと思っている。菜の花を摘むための株を育てている。といってもたんにタネまきを遅らせただけのもので、葉を巻かない状態でいる。3月中旬から菜の花がでてくる。春の喜びを味わうことができる。これがいいんだな。


    
   気まぐれ山旅リポート  ようこそ!ビッグファームへ


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする