30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

冬の鹿児島からソラマメがやってきた

2014-02-01 | ソラマメ

↑鹿児島は指宿産のソラマメ

↓わたしの菜園のいまのソラマメの状態

ソラマメを食べている。うまい、うまいと食べている。この厳寒期なのにもうソラマメを食べている。もちろんわたしの菜園のものとは違う。

これは鹿児島産で、箱を見ると「JAいぶすき」とある。知人がこの時期に毎年贈ってくれる。これがうまい。粗食のくせして食べ物にはうるさいわたしだがじつにうまいなと感じ入っている。ソラマメは冬に限る!と勘違いしそうである。いまの時期に飲み屋に行くとソラマメが出てくる。「へえ、もうソラマメなの。どこのもの」「これは鹿児島産」ということになる。

この時期のソラマメだからハウスものだ。ハウス栽培だからいま出荷できる。わたしの世代はハウスものといわれると味わう前から敬遠しがちになる。昔のハウスものの味をいまでも引きずっている。それに自分で露地物を作っているからなおさらそう思う。しかし現実は違う。まずいものならだれも見向きしなくなるはずだ。

目が覚めるほど青々として大きなソラマメ。見事だ。なんともうらやましい出来だ。相手はプロなのだから脱帽して素人のわたしがなにも羨むことはないのだが、それでもたいしたものだと感心して見てしまう。それにはわけがある。わたしの菜園のソラマメは2年続きで不作だから、これだけのものができればなとうらやましくなる。

わたしの菜園のソラマメの収穫は5月中旬からになる。いまは寒さに身を縮めて早く春がこないかと待っている状態だ。今年こそ豊作をと願うのだが、憎きアブラムシが相手だけにどうも弱気になっている。満足に食べるだけの量が取れればいいのだが、この2年は不作で食べるには十分な量が取れなかった。

それだけに知人が毎年送ってくれるソラマメはありがたかった。これだけで十分に満足できてしまう。このさき5月のわたしの菜園のものが不作でも、その不満を補ってくれる。ことしも春からアブラムシとの戦いになる。きっと負けるだろうな。いまのうちに鹿児島産ソラマメを存分に味わっておこう。そんな気持ちだ。


    
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