30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

2度目のハクサイのお香香づくり

2011-01-22 | ハクサイ

今月7日に漬けたハクサイ。毎晩、毎晩飽きもせずに食べ続けて、すっかり食べつくしてしまった。そこでまた漬けることにした。それにしてもよく食べるものである。そこでまたハクサイを収穫してきた。こんなことなら寒さなんかへっちゃらで、自転車を畑へ飛ばす。

いまのハクサイは一番うまい。一昨日取り上げた下仁田ネギと同じように、厳しい寒さにあたると、うまさが際立ってくる。ハクサイだって、むちゃくちゃ甘い。しかしこれまた見た目はかわいそうになるくらい無残な姿になっている。寒さで表面の葉は枯れて乾燥し、かさかさ状態だ。しかし、その枯れた葉を一枚だけでもむしりとると、見た目とは全く違う、白い肌が現れる。その肌は雪のように白く、水気をたっぷり含んでつややかに輝いている。白い肌が現れる瞬間がなんともまぶしいのである。

2回目のハクサイ漬け。こんど漬けたのは3個。畑にはまだ残っているからあと1回ぐらいは漬けられる。なにしろうまい時期に食べるのが一番で、残しておいていいことはない。もっと作っておけばよかったなと思う程度がいい。

しかし、ハクサイだけは例外で、もったいないのだが、2、3株は収穫しないで、春までそのままにしておくのである。目的は菜の花である。ハクサイの栽培で、春の菜の花摘みも楽しみの一つだ。なんたってハクサイの菜の花は、菜の花の中でもいちばんうまい。飲んべえには菜の花のおひたしは春一番のご馳走になる。そのやさしい色合いを見ながら酒を飲んでいると、春が来たんだとしみじみと実感させてくれる。


 

 

 


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