30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

食べる時期がぴったり重なり合うリンゴとサツマイモ

2021-12-28 | サツマイモ

12月27日に買ってきたリンゴと、同日に蒸かしたサツマイモ

ふと気が付いた。サツマイモとリンゴを食べる時期がぴったり重なっていることに。ただそれだけのことなのだが妙に感心している。

サツマイモは9月中下旬から食べ始めて、おしまいは翌年の3月いっぱいまで。リンゴも食べ始めるのは9月からで、おしまいは翌年の4月までといったところだが5月まで出回っている。それでも3月までかなと思っている。

リンゴは毎朝食べる。サツマイモは毎昼食べる。どちらも飽きることなく毎日欠かさず食べる。

まずは朝食のリンゴから。小さいものなら1個丸ごと、大きいのなら2日に分けて食べる。安売りのときにまとめて買う。種類やサイズにこだわらない。冷蔵庫で貯蔵すれがかなり持つ。

朝食のメニューは変わらない。リンゴを食べる期間は限られているが、ほかは365日同じ。たまには変えてみようかと思うのだが、それが面倒に感じるので同じになってしまう。

1、トースト1枚に自家製ジャムを塗り、ポテサラをさらに重ねて食べる。ポテサラには必ず茹で卵1個が入る
2、バナナ1本に市販のヨーグルトをかける
3、皮がついたままのリンゴ
4、牛乳コップ1杯
5、コーヒー1杯(インスタントでネスカフェゴールドブレンド)

つぎはサツマイモ。毎昼後にスイーツのつもりで食べる。すべて菜園で収穫したもので、9月から3月まで毎日食べるのだから、貯蔵している量はかなり多い。昼食はほぼ毎日麺類。あらゆる麺類を食べている。昼食後の甘いものはサツマイモばかりでなくたまに饅頭が加わる。辛党と思いきや意外と甘党なのだ。

サツマイモは、紅アズマと紅ハルカの2種類。約1週間分の量を大鍋で35分から40分かけて蒸かす。これを冷蔵庫に入れて保存。食べるときはオーブントースターで温める。

リンゴとサツマイモを飽きもしないでよく毎日食べていられるなと自分でも思う。さらに驚くなかれ。ポテサラにいたっては365日欠かさず食べている。習慣とは恐ろしい。


      
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収穫ラッシュ(2)ー7日サトイモ、10日サツマイモ、12日ラッカセイ

2021-10-14 | サツマイモ

収穫ラッシュ(2)は、10月7日のサトイモに続いて10日に掘り出したサツマイモ。

サツマイモは紅アズマ50本、紅ハルカ20本、これにプラス10本ほど加えて全部で80本の苗を植え付けた。

9月中旬から収穫を始め、ここまで食べる分だけを掘りだしては食べてきた。10月10日時点で、残りは9割近くある。これをいちどにすべて掘り出した。サトイモ同様に一気に掘り出さなければならない理由はなく、2、3日かけてのんびり収穫する喜びを味わう選択だってあるのになぜだかそうした。どうものんびり作業をすすめることができない性質だ。

まずはすべてのツルを刈り取る。その次にイモを掘りだす。

昨年も感じたことだが、サツマイモのツルを刈り取るのはかなりの労働になる。きつい。ことしは昨年以上にそう感じた。さすがに疲れて残りは明日にするかと弱気になってきたのだが意地でやり通した。やはりばかなことをしたものだ。サトイモを掘りだす作業の何倍も疲れてしまった。刈り取ったツルが山と積み重なった。

つぎはイモを掘りだす。紅アズマは昨年よりいい出来だ。一方、紅ハルカは生育がよくなくサイズが小さいものが多い。

すべてを家に持ち帰り、一日中、天日に当てて乾燥させる。かなりの量だ。紅アズマをダンボール3箱に、紅ハルカをダンボール1箱に収めた。それぞれの重量を量ることはできないが、各ダンボール1箱の重さは、全力を出さないと持ち上げることができないほどである。これを台所わきのパントリーまでよろけながら運び込んで貯蔵する。もうこれだけで狭いパントリーが占領されてしまう。

サツマイモは来年4月までほぼ毎日昼食後に食べる。収穫した全量のサツマイモを収めたダンボールを見て、これを来年4月までに順次食べてしまうのかと思うとさすがに驚く。よく食べるものよとあきれてしまう。


      
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5月4日植えつけのサツマイモ、9月13日から収穫始まる

2021-09-14 | サツマイモ



サツマイモの初どり
紅アズマ(上)を2株、紅ハルカ(下)を1株掘り出した


5月4日に植えつけたサツマイモ。早や4カ月が過ぎた。そろそろ収穫してもいいころだ。当地での収穫時期は9月から霜が降りる11月中旬までの間になる。

ことし植えつけた苗の数は、昨年と同じ本数で、紅アズマ50本、紅ハルカ20本、これに10本ほどおまけがついていたから、全部で80本になる。

これら80本の苗から、どれほどの量のイモがとれるのか。量ったことはないが、9月から来年4月までの7、8カ月のあいだに、わたくし一人で食べてしまう。正確には9割は食べてしまう。サツマイモ畑を見渡して、これらすべてがわたくしの胃袋に入ると思うと、自分でもよく食べるなと感心してしまう。

サツマイモは大きな鍋で5~7日分の食べる量を一度に蒸かす。蒸かしイモにする。それを毎日の昼ごはんの後に食べる。サツマイモ収穫以外の季節は昼食後に和菓子など甘いものを食べる習慣があり、蒸かしイモはスイーツ?になる。毎日だとたいがいは飽きるのだろうがこれが飽きない。不思議というしかない。

サツマイモはとってすぐに食べてもうまくない。淡白だ。貯蔵してから食べるのがいい。たとえば10月に収穫したらダンボールに入れで貯蔵しておく。これを年明けに食べると、これがサツマイモかと思うほど濃厚になり、味が一変している。これほど味に変化が出てくるものかと驚いてしまう。

でもこれだけの量を一人で食べるのだから、貯蔵ばかりしていると最終的に食べるのが間に合わなくなる。そのため、いまから収穫しては順次食べていく。

サツマイモ掘りで一番の重労働は、掘り出すことよりもその準備のため、畑を覆いつくしているツルを刈り取ること。一気に刈り取るのではなく、掘り出す株の周辺のツルだけを刈り取るのだが、これが結構手間がかかる。

6月13日の初どりは、試し掘りといった感じもあって、紅アズマを2株、紅ハルカを1株を掘り出した。生育のいい株もあれば悪い株もあり、一喜一憂しながら掘り出していく。

初どりのものは2、3日天日に干してから食べる。これからは冷蔵庫を開けるといつも蒸かしイモがある。イモ爺といわれかねないがしょうがない。


      
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5月4日植えつけたサツマイモ、1週間後の5月12日の状態

2021-05-13 | サツマイモ

5月4日に植えつけたサツマイモ、1週間たった5月12日の状態

5月4日に植えつけたサツマイモ。紅アズマ50本、紅ハルカ20本のあわせて70本。おまけが10本ほどついていたので全部で80本。おまけの10本の苗は小さく貧弱だが、とにかく植えつけた。

1週間後の5月12日のいま。ことしは両者ともに活着率がかなりいい。紅ハルカは100%近い。紅アズマだって根付かずに枯れて欠株になるのは多くても2、3本ぐらいにおさまるだろう。

植えつけたときはしおれて瀕死の状態だが、根付けば苗が起き上がってくる。見違えた姿になる。これが活着したというサイン。

ここれを見届ければひと安心できる。あとは収穫までほったらかしでいい。つるが伸びて繁茂してきたら気が向いたときに天地返しをしてやるくらいだ。

活着せずに枯れてしまって欠株が出たときの対応。早く植えつけると、なかには元気よくすぐにツルを伸ばす株がある。このツルを切り取って、植えつけ適期内に苗として挿してやれば間に合う。これはよくやる手だ。

サツマイモには育てるという楽しみがない。手間暇かけるということがないからつくっていてもおもしろくない。楽しみは収穫だけとなる。別な見方をすれば手間いらずに育ってくれるからなんともありがたいといえるのだが。

収穫は9月中下旬から順次となる。それまでには期待に応えて立派なイモをなってほしい。収穫後は半年のあいだ毎日食べ続ける仲、長い付き合いとなる。


      
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5月4日サツマイモ植えつけー紅アズマ50本、紅ハルカ20本

2021-05-06 | サツマイモ

紅ハルカ20本(左)と紅アズマ50本(右)

5月4日にサツマイモの苗を植えつけた。紅アズマ50本、紅ハルカ20本、あわせて70本。昨年と同じ本数とした。昨年の植えつけ5月8日だった。

苗の販売をジョイフル本田に電話で尋ねた。
ーすでに入荷して売り出している。ことしはあたたかったせいか苗も早めに入荷している。連休明けがいちばん多く入荷の予定だー

これを聞くと居ても立ってもいられず、すぐに自転車に乗り、利根川を渡り隣の茨城県まで買い出しに。

紅アズマが50本で987円 紅ハルカが20本で877円(いずれも税込)。紅ハルカの苗はかなり割高だ。

すでに4月20日に畝を立てマルチを張っている。用意万端。明日といわずすぐに植えつけた。それぞれ5本ほど余計に苗がついていたから植えつけたのは全部で80本となる。なかには活着しないで枯れてしまう苗がでてくる。実質70本としておこう。

植えつけ時に苗はくたっとしてまるで元気がない。ここから新たに芽がでてくるのだからふしぎでならない。つい、その再生パワーを少しでもいいからわたくしにもと思ってしまう。


      
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4月20日にサツマイモの畝立とマルチ張り

2021-04-23 | サツマイモ

      
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サツマイモーこの半年、ほぼ毎日食べ続けやっと在庫がゼロに

2021-04-18 | サツマイモ

サツマイモ、これでおしまい、残り3本を蒸かす

年を取ったなと感じ入る。最近はそんなことばかり。4月11日に筑波山を7時間、それも休みなく歩いた。久しぶりの登山なのだから、ゆっくりと無理しないで歩けばいいものを、いまの体力を試しているみたいにがんばってしまった。筑波山は登って下りるだけではもの足りず、いつももういちど登り返して下るを行う。それができたのだから自信は得たものの、この年齢では年寄りの冷や水といわれても仕方ないと思わないでもない。やはりというか、翌日からの3日間は筋肉痛と疲労でかなりぐったりしてしまった。いま後期高齢者の一歩手前。70代になってから急速に体力の衰えを感じる。それが登山をするとよくわかる。

サツマイモの残り3本を蒸かした。これでおしまい、すべて食べ終える。昨年9月末から今年4月中旬までの半年間以上、ほぼ毎日食べていた。半年以上も毎日よく食べたものよと感心する。普通なら食べ飽きるだろうに、さすがに終盤はそうであったがとうとう食べつくして在庫がゼロになった。もともとサツマイモが好きだということもあるのだろうが、さすがに自分でもよく食べるなと思う。

週に一回、大鍋にいれて蒸かす。食べるのは昼食後。半年以上もそうしていたのだから、少なくとも25回は蒸かしてきたことになる。全収量の重さをはかることができなかったが、苗は紅アズマと紅ハルカを合わせて80本植えつけた。これからできたサツマイモを全部たいらげた。来月の5月には今年の植え付けが始まる。

イモはサツマイモばかりではない。サツマイモ以上に食べているのがジャガイモ。こちらは期間限定でなく、一年中毎日、ポテサラにして朝食のトーストにのせて食べている。春作と秋作の二期作のおかげで在庫は常にある。

さらにサトイモ。サツマイモと時期が重なり、昨年の10月から今年4月まで食べてきた。こちらは週に1回ぐらいのペースだ。在庫があるからこちらも食べないわけにはいかない。

まさにイモ、イモ、イモの毎日であった。イモ食いじじいであった。サツマイモとサトイモは今秋までお別れだが、ジャガイモはこれからも毎日食べ続ける。


      
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3度の食事はイモばかりー朝ジャガイモ、昼サツマイモ、晩サトイモ

2021-02-11 | サツマイモ

けさ雨戸を開けると白梅が一輪咲いていた。いよいよ春へ一歩踏み出したようだ。

毎日イモばかり食べている。それも朝昼晩と食べている。朝はジャガイモ、昼はサツマイモ、晩にはサトイモを。在庫があるから食べなければならないという意識があるにしろ、好きでないとこうも毎日3度イモばかりとはならない。



朝はポテサラを365日食べている。ジャガイモは前回投稿の通り春作と秋作を行っているから食べきれないほどの在庫が年中ある。5品種を外の物置きに保存、この中からそのつど選んでは1週間分のポテサラを作り、タッパーに入れて冷蔵庫にいれておく。5品種もあればお気に入りが出てくるはずだがポテサラに限ってはどれもがうまい。トーストした食パンに自家製のジャムを塗り、その上にこぼれ落ちるくらいたっぷりと厚くポテサラをのせ、大口を開けてかぶりつく。これが毎朝。飽きないで食べているのだから、きっと好きなんだろうなと思う。最近は茹でたジャガイモをつぶすときに鍋底をわざと軽く焦がすようにしている。香ばしさが出てこれがうまいとわかった。何とかの一つ覚えといわれないよう少しは工夫をしているつもりである。

昼はサツマイモ。昼食後のデザートのつもりで、大鍋で1週間分を蒸かして冷蔵庫で保存しながら、これも毎日欠かさず食べている。サツマイモは年を越してからの1月、2月のいまが一番うまい。収穫後の9月から毎日食べているから味の変化がよくわかる。収穫直後のイモと年明けのイモとでは天と地ほどの味の違いがある。こんなにもうまくなるのかと感心する。サツマイモ栽培を再開した1昨年は苗を40本植えつけたが在庫はすぐになくなり、それならと昨年は倍の80本を植え付けた。さすがにこれは収穫量は多すぎた。紅アズマと紅ハルカの2品種。サツマイモは寒さに弱いからを段ボールに入れてパントリーに保存してある。サツマイモは年中は食べられない。収穫した9月末から、この先3月までの期間限定になる。これからはしだいに傷んでくる。まだまだ残っている。大事に食べていこう。


晩はサトイモだ。こちらが毎晩ではなく、週に3回ぐらい酒の肴に食べる。昨秋に収穫した土垂、ヤツガシラ、タケノコイモの3種を食べている。好みは一にヤツガシラ、二にタケノコイモといった感じ。すべて煮っころがしにして食べる。形をすっきり残すように煮るよりも、形が崩れるほど煮込んだものが好きだ。サトイモはサツマイモ同様に期間限定で、賞味できるのは春先までで間もなくだ。タケノコイモ以外はそろそろ在庫切れ。ヤツガシラはもっとあってもよかったかと思うほどのお気に入りである。

清酒大好きで辛党を自称しているが、これは仮の姿、じつは甘辛両刀遣い、隠れ甘党なのだ。サツマイモとヤツガシラは、上等な和菓子を食べている気分になれる。素材そのものがお菓子である。両方を食べていられる期間は、ほとんど甘いものを買わないですんでいる。


      
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サツマイモの収穫続くー昼食のデザートはイモばかり

2020-10-23 | サツマイモ

よくもまあ飽きないで食べているなとあきれる。自分のことである。サツマイモは9月5日に初収穫してからというもの、毎日の昼ご飯のあとは蒸かしイモばかりをデザートのつもりで食べている。ほぼ毎日である。

昼ごはんの後に甘いものをほんの少しばかり食べるのが習慣になっている。サツマイモを食べるようになってからはほとんどこればかり。酒のみのくせして両刀遣い。晩酌は欠かせないのに、本当は甘味のほうが好きなのではないかと思うくらいで饅頭だって羊羹にだって目がない。

昨年から再開したサツマイモ栽培。昨年は40本の苗を植えたがこれでは足りなかった。ことしは倍の80本を植えた。

少しずつ掘り出しては食べ、食べては掘り出している。掘り出しは楽しいものだからついつい予定よりも多く掘り出してしまう。そのためには繁茂しているツルを取り除かなければならない。これが思った以上に手がかかる。

昨年は早々に食べつくし、後半は買って食べていた。そのためことしは倍の80本の苗を植えつけた。

さすがに多い。収穫は霜が降りる前まで。貯蔵は来年3月ぐらいまでできる。いま全体の半分くらいまで掘り出し、台所脇のパントリーに泥付きのまま段ボールに収めている。ここにきて貯蔵の量がだいぶ増えた。しだいに食べるのが追い付かなくなっている。畑にはまだあと半分ある。食べきれるのか。


      
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つるぼけが心配だったサツマイモの収穫

2020-09-06 | サツマイモ


9月5日、サツマイモの収穫始まる。
左上3本が1株目、右上4本が2株目、下4本が3株目

マイナポイント。7月1日に“nanaco”を登録、9月1日にnanacoに2万円チャージしたら、9月3日には5千円がすぐに付与された。イトーヨーカドーでの買い物が多いため、セブンカード・プラスとnanacoのカードを持っている。ついこのあいだまでは現金払いが常だった。カードを持ったはいいが、いつまでたっても基本的に仕組みがわからない。どちらをどう使ったらいいのかいつも悩まされている。

9月5日にサツマイモを初収穫できた。食べる分だけ収穫すればいいのに、やめられないで次々と掘り出してしまうところが面白い。

5月7日に紅アズマと紅ハルカを合わせて80本の苗を植えつけた。4カ月がたち収穫を迎えた。昨年はややつるぼけ気味だった。前作の肥料が効いた? 今年も同じようにつるがこれでもかと繁茂して、やはりつるぼけ傾向かなと見ていた。

最初に掘り出したのは紅アズマ(冒頭の写真参照)。
1株目は大きくて見事な出来だった。長さが20センチでそれも太さがある。つるぼけは杞憂だったかと気をよくした。
2株目。こちらも20センチの長さだがひと回り細い。見た目には2株目がいちばんいい。
3株目と掘りすすんでいくと、しだいに小さく細くなってきた。長さは15センチほど。

ここまでが初日の収穫の結果であった。まあこんなものかと。

紅アズマを多く植えつけたため、まずはこちらを先に食べようと思っていたのだが、ついでに紅ハルカも1株試しに掘り出した。こちらもいい出来であった。それならと紅アズマ同様に2株目、3株目と掘り出したい気持ちに駆られたが、食べる分はもう十分に確保できたので次回の楽しみとした。

というわけで初回の収穫を見る限りでは悪くはない。昨年よりはいいことは確かである。

サツマイモはよく食べる。1週間分をいちどに蒸かしては毎日食べる。9月から翌年の3月、4月まで毎日のように昼食後に“デザート”としてこの蒸かし芋を食べる。よくもまあ、あきないで食べるよなと自分でもあきれるほどだ。

昨年は40本の苗を植えつけた。これでは足りなく、後半は買って食べていた。ことしはその倍の80本の苗を植えつけた。これだってたぶんひとりで食べきってしまうのではないかと思っている。

サツマイモは苗を植えつけたら、あとは収穫までほったらかしでいい。栽培の楽しみはない。こんな野菜を“ばか〇〇〇作物”と言っている。こんなものばかり作っていては腕が鈍るだけと、もうやめたといってからかなりたつ。

それなのに昨年再開した。3、4年前からどういうわけかサツマイモがうまく感じるられ、よく食べる。それなら農地に少し余裕があるから作ってみようということになった。

収穫したサツマイモはすぐには食べない。しばらく乾燥させる。とはいえ、早く食べてみたいから1週間後には食べることになるだろう。11月末まで収穫をつづけ、その後は貯蔵してながら来年3月、4月まで食べる。

貯蔵したサツマイモは年が明けるとうまくなる。嘘みたいに味が違ってくる。栽培農家からそう教えてもらった。たしかそうだった。


      
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サツマイモの苗を70本植えつけた

2020-05-09 | サツマイモ


植えつけを終えたサツマイモ

5月7日にサツマイモの苗を70本植えつけた。昨年は18日だから10日ほど早い。

苗はホームセンターで買ってきた。すぐに売り切れるというから開店の9時前に行ったところ買うことができた。5、6人ほどがすでに待っていた。3度来たが売れきれで、やっときょう手に入れたという人もいた。

70本の内訳は、紅アズマが50本で税込み968円、紅ハルカが20本で税込み748円であった。



もっぱら紅アズマと紅ハルカを食べている。わたくしの好みはどちらかといえば紅アズマにある。こちらを多く買った。ホクホク感の紅アズマか、しっとり感のある紅ハルカか、好みが分かれる。

畝立ては1週間ほど前にすませている。土を盛るため結構な労働である。前日には黒マルチで全体を覆った。



同日に30センチ間隔で植えつけた。これでサツマイモの作業は終わり。収穫までほとんど手間がかからない。なんともあっけない。おもしろくない。腕の見せ所がない。これほどつまらない栽培もめずらしい。

サツマイモは昼食後に毎日のように食べる。昨年の9月末から今年の5月初旬まで途切れることなく、蒸かしては食べ、なくなるとまた蒸かしては食べていた。やっとサツマイモが終わりとなる5月上旬でやめたほどで、食べようと思えば一年中食べ続けていられるかもしれない。自家栽培のものと知り合いの農家からいただいたものが底をつくとこんどは市販のものを買って食べていた。

よく食べ続けていられるものよと自分でもあきれる。昼食後の甘いものとして食べる。サツマイモを食べるようになってからは、ほかのデザートをほとんど食べないですむ。といってもたまには口直しに食べることもあるが、それにしても週に1度あるかないかといったところである。

それだけに多くを作りたいのだが、狭い菜園ゆえに場所取りが難しい。それでも無理して畝を3列立てた。ぎゅうぎゅう詰めの状態だけにマルチを張るのに手間取った。

サツマイモは強い。挿した苗を翌日見ると完全にしおれている。再起不能と見える。ところがここから新しい芽を出してくるのだからたまげてしまう。土の中で再生のための何かが行われているのだろう。


      

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自家栽培のサツマイモがとうとう残り1本だけになった

2020-02-22 | サツマイモ

花粉症である。1週間前からすでに悩まされている。この野郎と言いたくなるほど目、鼻、のどが不快だ。花粉症になったのは60代前半だから、かれこれ8、9年の付き合いだ。年を取って、よもや自分がそうなるとは思ってもみなかったから青天の霹靂であった。外出をひかえて家の中に閉じこもっているのがいちばんと承知しているが、それでは引きこもり老人になってしまう。幸いにじっとしていることができない性質だから用もないのに外出したがる。日課である毎日のウオーキングは覚悟して出ている。

自家栽培のサツマイモがとうとう残り1本だけになった。9月の下旬から毎日のように昼ごはんの後に食べている。この5カ月あいだ毎日である。蒸かしては食べ、蒸かしては食べてきた。よく飽きないで食べられたものよと自分でもあきれる。

飲んべえなのに甘いものが好きだ。両刀遣いである。もともと昼ごはんの後に甘いものを食べる習慣があった。それが1昨年からはサツマイモ一辺倒になった。1昨年は近くの農家から直接買っていた。昨年は菜園で作るようになり、この5カ月のあいだ毎日食べられだけの量が収穫できたということである。

サツマイモは、収穫後に貯蔵しながら食べてきた。年が明けて1月以降になると甘さがぐーんと増す。そう栽培農家から聞いていたがまさにその通り。9月末収穫のサツマイモはいま2月はよりいっそう甘くなっている。

サツマイモは寒さに弱い。冬の貯蔵は段ボール箱に入れてパントリーに置いてある。それだけだと防寒不足かなと毛布を一枚かぶせてある。暖冬ということもあり寒さで腐ることはなかった。

いまがいちばん甘いサツマイモ、残り1本になってしまった。さすがによく食べたものである。そこまで食べればさぞかし満足だろうと、もう一人の自分が声をかけるが、なくなれば、こんどは買ってまで食べるのだろうと思う。


      

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昼食後の甘いものは毎日サツマイモ

2019-10-31 | サツマイモ

サツマイモの収穫が盛りを迎えている。食べる分だけを収穫し、蒸かして食べる。昼食後は毎日サツマイモだ。飽きないのが不思議なくらいだが、これが飽きない。

こうまでサツマイモを食べるようになったのは昨年からで、昨秋から今冬まで買っては毎日食べていた。以前からサツマイモは好きだったが、これほど食べるようになるとは思ってもみなかった。

それなら作ろうと久しぶりに植えつけた。5月下旬に紅アズマと紅ハルカを20本ずつ、合わせて40本を植えつけ、9月初旬から収穫ができるようになり、以来ずっとことしも毎日食べている。昼飯のあとは習慣として甘いものが欲しくなり、いまの時季はサツマイモがデザートとなっている。

サツマイモ栽培は、極端な話、植えつけたら収穫まで放ったらかしでいい。収穫の喜びはあるのだが育てる楽しみがない。育てる手間と苦労を楽しむ者にとっては面白くない。

農家の人は「すぐに食べないで、すくなくとも1~2カ月貯蔵、熟成させると甘味が増してうまくなる」というのだが、いまはそこまで待てない。次々とすぐに食べてしまう。すべて蒸かして食べている。35分ぐらい蒸かすとちょうどいい。焼き芋はしない。でも冬には菜園で焚火し一度ぐらいは焼き芋にして食べようと思っている。

「自家消費なら40本の植え付けは多すぎる。食べきれないから半分で十分だ」と農家の人に言われた。しかしもう半分ぐらい食べている。残り半分だって、この調子でいくと年内に食べてしまうのではないか。来年3月まで食べるつもりでいるからそうなると困る。 


2019年の読書

2019年10月の読書
・刑罰(フェルディナント・フォン・シーラッハ著・東京創元社)
・金閣寺の燃やし方 (酒井順子著・講談社)
・嘘と正典(小川哲著・早川書房)
・美しき愚かものたちのタブロー(原田マハ著・文藝春秋)

2019年9月の読書
・三つ編み(レティシア コロンバニ著、 齋藤可津子訳・早川書房)
・トリニティ(窪美澄著・新潮社)
・イタリアン・シューズ(ヘニング・マンケル著、柳沢由実子訳・ 東京創元社)

2019年8月の読書
・砂上(桜木紫乃著・KADOKAWA)
・日本軍兵士(吉田裕著・中公新書)
・リンカーン弁護士(下)(マイクル・コナリー著・ 講談社文庫)
・リンカーン弁護士(上)(マイクル・コナリー著・ 講談社文庫)
・検事の本懐(柚月裕子著・宝島社)

2019年7月の読書
・不意撃ち(辻原登著・河出書房新社)
・増補 普通の人びとーホロコーストと第101警察予備大隊 (クリストファー・R・ブラウニング著、谷喬夫訳・ちくま学芸文庫)
・エコー・パーク(下) (マイクル・コナリー著、古沢嘉通訳・講談社文庫)               
・エコー・パーク(上) (マイクル・コナリー著、古沢嘉通訳・講談社文庫) 

2019年6月の読書
・転生!太宰治(佐藤友哉著・星海社FICTIONS)
・座席ナンバー7Aの恐怖(セバスチャン フィツェック著・ 文藝春秋)

2019年5月の読書
・三の隣は五号室(長嶋有著・中央公論新社)
・信長の原理(垣根涼介著・KADOKAWA) 

2019年4月の読書
「雪の階」は長編。飽きないで読み通せた。
・雪の階 (奥泉光著・中央公論新社)
・渦 妹背山婦庭訓魂結び(大島真寿美著・文藝春秋)
・熱帯(森見登美彦著・文藝春秋)=途中で挫折

2019年3月の読書
・ベルリンは晴れているか(深緑野分著・筑摩書房)
・生物と無生物のあいだ(福岡伸一著・講談社現代新書)
・拳銃使いの娘(ジョーダン・ハーパー著、鈴木恵訳・ハヤカワ・ミステリ)  

2019年2月の読書
1月末から脚の痛みで外出できず、引きこもり老人、寝たきり老人を余儀なくされた。楽しみは唯一読書であった。
・平場の月(朝倉かすみ著・光文社)
・月まで三キロ(伊与原新著・新潮社)
・錆びた滑車(若竹七海著・文春文庫)
・童の神(今村祥吾著・角川春樹事務所)
・宝島(真藤順丈著・講談社)

2019年1月の読書 
橋本治さんが亡くなった。70歳。わたくしと同じ年だ。そのことは50年前から知っていた。くしくも2018年野間文学賞受賞作の最新作「草薙の剣」を読み終えたばかりだった。
・草薙の剣(橋本治著・新潮社)
・監禁面接(ピエール ルメートル著・橘明美訳・文藝春秋)

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サツマイモの初掘り

2019-09-04 | サツマイモ

 

やっぱりというか、サツマイモ栽培はまったく手がかからず、育てる楽しみがない。面白くない。昨秋からことしの春先までサツマイモばかりを食べていた。どういうわけか好きになり、それなら作ろうかと8、9年ぶりに再開した。植えつけたら何もしないでもできてしまう。育てる楽しみを菜園に求めるわたくしにすればもの足りない。まあ、それでも好きなサツマイモができてしまうのだから、文句は言うまい。

そのサツマイモを今日9月4日の午前にはじめて収穫した。植えつけたのが5月18日、紅あずま20本と紅はるか20本、あわせてて40本。すでに植えつけてから110日近くたっているから収穫の時季になった。同じ日に植えつけた近くの菜園では10日前から収穫を始めている。

それではわが菜園でもと、試し掘りというか、初掘りをすることにした。

ツルを鎌で刈り、黒マルチをはがして、周囲の土を落としていく。すぐに手にイモの感触。当座食べる分として紅あずまと紅はるか各1株を掘り出した。

9月初めの時季にしては、いい出来なのか悪いのかよくわからない。それでも真っ当なイモが収穫できた。

すぐに昼に蒸かして昼食後に食べた。さっぱりして甘味が少なく、たぶん収穫はじめのこの時季の味は、こんなもんだろうと期待していなかったのだが、まさにその通りの味であった。

旬は10月に入ってから。うまくなるのを楽しみにしながら、好きなときに1株1株掘り出していく。しかしあまりゆっくりもしていられない。イモが大きく育ってしまうから様子を見て掘りだしていくことになる。

この秋はまたも毎日毎日、昼食後のデザートはサツマイモとなる。これが飽きない。たまには違うものをと思わないで食べ続けることだろう。


      

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サツマイモのツル返しをやるべきか

2019-07-28 | サツマイモ

 
ツル返しを行ったサツマイモ

8、9年ぶりに再開したサツマイモの栽培。5月18日に紅あずま20本、紅はるか20本の苗を植えつけた。2カ月がたったいま、茎葉が活発に伸びて、2列の畝を覆いつくし、隣りのウネにまで侵入している。

サツマイモ栽培は、植えつけたら収穫まで手間はなし、あるのはただ一つ、ツル返しと覚えている。

その「ツル返し」は当然やるべきものと思っていた。以前はそうだったからである。ところが、いまはツル返しについて「やるべきだ」派と「必要なし」派に分かれているようだ。地元の栽培農家で聞いても意見がわかれているし、ネットで調べてもそうだ。

わたくしが知りたいのは、やったほうがいいのか、やらなくてもいいのか、という単純な話だとばかり思っていたから困った。果たしてどっちなんだと、いまもわからないまままである。

サツマイモ栽培をかなり大きな規模でやっている農家がある。この人の意見がいちばんの頼りだった。
「やらないよりはやったほうがいい」

でもこの農家がツル返しの作業を行っているのをこれまで見たことがない。それを指摘すると「やっていると死んじゃうよ」という。たしかに、家庭菜園ならたいした手間ではないが、この農家ではすべての畝でツル返しを行うとそれこそ重労働となる。そこでやらないでいるのだ。それでも生育に問題はないということか。

たしかに周辺の栽培農家をみると、かなりの面積で栽培しているところはどこもツル返しは行わず、自分の家でだけ食べる少量を作っている農家ではツル返しを行っている、というのが観察した結果である。要はやりたいが労働力が足りないためにやらない、ということなのだろうか。

一方、「ツル返しは必要なし」派。やる必要がないのなら、だれだってこちらを選ぶ。例えばよく参考にしている手元の指導本、「家庭菜園レベルアップ教室」(農文協・2005年発行)のシリーズ「根菜2」では
ー以前は夏から秋口に「ツル返し」という作業を行っていましたが、これは昔の品種はツルの節の根がイモになる性質があったためです。現在の品種はイモになることないので「ツル返し」はやっても無意味ですー
見事なまでに言い切っている。

さてどうするか。迷いました。そこで わたくしが選択したのは「やらないよりはやったほうがいい」ほうであった。わが菜園でのサツマイモはたかが40本植えつけただけの少量。これならツル返しを行っても手間はかからない。えいっとばかりにすぐに済んだ。

それに、植えつけの時から肥料は一切やらなかったのだが、それにしては大変な勢いで茎葉を伸ばしている。ツルばかり繁茂してイモの肥大しない「ツルボケ」を警戒しての対応である。

このツル返しの是非は疑問のまま残る。引き続き頭の中に入れておこう。


      

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