K.テツのひとりごと

行動記録、趣味の話などを書いてゆきます

KYOTOGRAPHIE2023 4日目(その1)

2023年05月14日 | 展覧会

5月3日(水・祝)、京都へ KYOTOGRAPHIE2023の会場を訪れるために行きました。

メインプログラムの会場は回り終わったので、今回はKG+の会場を回りました。

会場地図です。赤字はKYOTOGRAPHIE黄字はKG+の会場です。

最初に向かったのはJR京都駅です。KG+のスペシャルプログラムを展示しています。

 

KG+ S6 京都駅ビル7階 東広場北ピロティ 回里純子|タカラモノ100

駅ピアノがおいてある広場に、写真を貼りつけた大きなルービックキューブがおいてあります。

 

KG+ S7 京都駅ビル空中径路(10階) KYOTOGRAPHIE and KG+ Poster Digest

昨年同様、KYOTOGRAPHIEのポスタ-が展示されています。

 

続いてKG+ SELECT の展示会場の一つ 「堀川御池ギャラリー」へ。1階に2作品、2階に4作品が展示されています。2階にはまた KG+ SPECIAL EXHIBITIONS の1作品も展示されています。

 

KG+ A1 ユーリア・スコーゴレワ|SALT AND TEARS: The story of Nana

(HPより抜粋)女子相撲問題に焦点を当てた写真プロジェクトである。 スポーツにおけるジェンダー格差を扱っている。日本での女子相撲は、学校や大学の部活としてアマチュアレベルでのみ受け入れられている。 卒業後は継続する道がないので、ほとんどの女の子は最終的に相撲の夢をあきらめる事になる。この問題はほとんど知られていない。(抜粋終わり)

 

KG+ A2 髙橋こうた|80°05′

(HPより抜粋)1912年 日本人探検家・白瀬矗は、人類初の南極点到達を目指したが南緯80度05分の地点で勇退した。そしてその地点から人類未踏のルートを開拓し、単独徒歩で南極点到達を目指す男がいる。白瀬矗と同じ秋田出身の冒険家・阿部雅龍である。約100年の時を越えて受け継がれる意志。(抜粋終わり)

 

KG+ A3 西村祐馬|Savepoint

(HPより抜粋)2つの作品を通してわたしたちが存在した記録を保存する。< Daily life in the bottle >シリーズでは、良い未来を思い浮かべそれが実現するように、私が愛した日常の光景を瓶に詰めて未来へ贈る。遠い先この瓶が発掘されたとき、誰かの救いとなれるように願い遺す。< Touched (Skin) >シリーズでは鑑賞者は写真にさわることができる。さわる事が憚られ、ふれあう事を躊躇する現代で、さわること、さわられることが私たちにとっていかに必要不可欠か体感させ観る者の記憶に残す。(抜粋終わり)

 

KG+ A4 レオナール・ブルゴワ・ボリュー|Les corps lucides (the lucid bodies)

(HPより抜粋)まずアナログ写真を撮影し、その上に独自に調合した薬品を塗りつけていく。その薬品は、乳剤の持つ画像を定着させる効果を無効にする。このプロセスは写真の物質性を解体し、オリジナルの「ネガフィルム」に封じ込められていた別の形態を出現させる。予期外の反応も作用して、最終的に絵画的な写真が生成される。・・・最新のシリーズ《the lucid bodies》では、アイデンティティに問題を抱え、社会的に不可視化された人々を撮影し、人々の体が光を放っているように見せるために、光学的ソラリゼーションの技法を取り入れている。ネガフィルムの表面で微生物を培養する実験も続けてきた。これにより、写真の表面に第二の「肌」が形成され、写真を時間的拘束から解放する。(抜粋終わり)

 

KG+ A5 ガレス・フィリップス|Ligatures of Ivy

(HPより抜粋)《Ligatures of Ivy》は、メンタルヘルスと孤独をテーマとした、現在進行形のプロジェクトである。事業に失敗した父親の悔恨と無力感がこのシリーズのテーマとなっている。失業者となり、家族を経済的に支え保護するという役割を果たせなくなった父親は、だんだんと自らの殻の中に閉じこもるようになっていく。最近になって、ガレスの父親は生死にかかわる重病の診断を受けた。それにより、抑えつけていた感情が溢れ出すようになり、父親は神経衰弱状態に陥ってしまった。このプロジェクトで、ガレスは30冊のフォトブックのマケットを制作した。そのすべてが父親の自宅でのルーティンを記録しており、家の周囲の自然環境を象徴するような実験的なモンタージュやコラージュも含まれている。(抜粋終わり)

 

KG+ A6 ソン・ソグ|Wandering, Wondering

(HPより抜粋)急速に変化する社会構造の中で適応できない20代の青年達を表している。撮影は、作家にとって、人生の中で過ぎ去った20代の青春と慣れ親しんだ日常を思い出すきっかけとなった。この作品に出会うすべての人が、作品に登場する青年達が社会に立ち向かう過程である身振り手振りを見て自分の過去を回想し、これから訪れる未来について考え共感するきっかけになる事を願う。(抜粋終わり)

 

KG+ SPECIAL EXHIBITIONS の作品です。

KG+ S9 サンエムカラー|Maniac for Photographers サンエムカラー、印刷のほへと

(HPより抜粋)タイトルの「Maniac」は、前衛的・実験的な表現を求める写真家やアーティストを対象としています。印刷技術によって写真表現が拡張されることを実感していただけたらと思います。

出展作家:前端紗季、金サジ、CMTK(森千裕×金氏徹平)、浅田政志、森山大道、Roland Hagenberg、麥生田兵吾、Kikoh Matsuura

 

KG+の会場めぐりはまだ続きます。続きは明後日のブログで。

 

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