K.テツのひとりごと

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空海 ー密教のルーツとマンダラ世界ー

2024年06月02日 | 展覧会

5月23日(木)、奈良国立博物館で開催中の「空海 ー密教のルーツとマンダラ世界ー」を見に行きました。空海生誕1250年を記念して、空海がもたらし、その後の日本文化に大きな影響を与えた密教のルーツを辿る展覧会です。会場で頂いたパンフレットの表紙です。

(HPより抜粋)空海は、中国・唐にわたり、師匠の恵果から密教のすべてを受け継いだと言われます。本展では、密教がシルクロードを経由し東アジア諸地域、そして日本に至った伝来の軌跡をたどることにより、空海が日本にもたらした密教の全貌を解き明かします。また、多数の仏像や仏画により、空海が「目で見てわかる」ことを強調した密教の「マンダラ空間」を再現するとともに、各地で守り伝えられてきたゆかりの至宝を一堂に展示し、空海と真言密教の魅力を紹介します。(抜粋終わり)

空いているときにゆっくり観ようとおもい、開場時間の5分ほど前に博物館の前に到着。入場券はネットで入手していたのですぐに入場できました。早速音声ガイドを入手氏、ガイドを聴きながら会場を回りました。

下記の5章に従って展示されています。

第1章:密教とはーー空海の伝えたマンダラの世界

第2章:陸と海のシルクロード

第3章:空海入唐ーー恵果との出合いと胎蔵界・金剛界の融合

第4章:神護寺と東寺ーー密教流布と護国 ①高雄山  ②東寺と護国密教  ③多才なる人ー執筆活動 

第5章:金剛峯寺と弘法大師信仰

HPによると見どころは 1.空海密教の実像に迫る!  2.空海自ら制作を指揮した「高雄曼荼羅」修理後一般初公開!  3.マンダラ世界を立体で再現!  4.「唐以前」の密教の源流を紹介!  5.国宝約28件、重要文化財約59件、密教の名宝を存分に展示!

とありますが、「三筆のひとり空海直筆の書が展示!」を加えても良いと思いました。

立体的にに展示されており、また説明もわかりやすいのですが法具としての両界曼荼羅の使い方などはぼんやりとしか理解できませんでした。

展覧会には満足、9時30分に入館、見終わったのは12時少し前でした。

会場内で唯一撮影できた文殊菩薩坐像(一級文物)です。

地下にあるレストランに行くと列が出来ていました。別館の「なら仏像館」へ・・・、名品展「珠玉の仏たち」と名品展「特別公開 金峯山寺仁王門 金剛力士立像 ―奈良・金峯山寺所蔵―」を見て奈良博物館を後にして東大寺の戒壇院戒壇堂に向かいました。続きは明後日のブログで。

名品展で撮影可だった仏像たちの一部です。

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