3月23日(木)から大阪ニコンサロンで“有野永霧写真展「日本人景 ビニール」”が始まりました。そして18時30分から有野永霧氏によるトークイベントが開催されました。
有野永霧氏は私の写真の先生であり写塾・AIMの塾長です。
今回の写真展は永霧氏のニコンサロンでの17回目の個展です。氏のビニールのとらえ方を個展の写真展の内容説明から抜粋すると『農村は人間と自然の主導権争いの場となって、壮絶な戦いが繰り広げられる。その攻防の場で登場するのが化学合成品のビニールである。ビニールは、農村という戦場では、人間の攻守の要であり、最強の武器の一つである。』
モノクロの42作品はビニールの質感がとても良く出たプリントだと思いました。
トークイベント100名以上の来場者があり大盛況でした。そこでは永霧氏が写真作家となった30代からどのように考えて今にいたったのか、また今回の写真をモノクロで表現したのはなぜか、プリントで配慮したことは・・・・等がわかりやすく整理されて語られました。