リペイドカード大手のクオカードがスマートフォンを使った決済サービスに参入することが1月29日、分かった。
デジタル版となる「クオカード ペイ」のサービスを始め、まず全国のロソンなどで3月26日から使えるようにする。
スマホ決済はIT企業を中心に新サービスが相次いで登場しているが、プリペイドカード事業者の参入でさらに普及しそうだ。
クオカードは記念品などとして企業が配ることが多く、デジタル版も同様の利用を想定している。
企業が専用サイトから必要な金額分を購入し、メールや会員制交流サイト(SNS)を通じて個人のスマホに送る仕組みだ。
受け取った側は店頭でスマホのバーコードを表示して、使用する。
企業向けの販売は3月14日に開始する。
デジタル版は従来の磁気カードと違って配送の手間なく素早く提供できるため、SNSによる販促活動での活用などが見込める。
磁気カードと合わせて発行額の増加を目指す。
ローソンはLINEの「LINEペイ」や楽天の「楽天ペイ」など対応するスマホ決済の多様化を進めている。
「クオカード ペイ」も使えるようにして、利便性向上につなげる。
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