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ベトナム 「中国船体当たり」の証拠映像を配布

2014年05月12日 | 国際問題・紛争

ベトナム政府は5月10日までに、南シナ海の西沙(英語名パラセル)諸島海域での中国艦船によるベトナム艦船への体当たりや放水のビデオ映像を外国報道機関に配布した。

体当たりしたのはベトナム船の方だと中国側が反論していることに対抗し、証拠をあらためて示して国際社会にアピールする狙いがありそうだ。

ビデオ映像は5月9日夜に配布された。

中国海警局の船がベトナム沿岸警備隊の船を追い回し、後部側面に衝突してくる様子や、負傷して手当てを受ける乗組員の様子を映している。

「向かって来るぞ」と叫ぶ声や大きな衝突音、船体がきしむ音、側面がえぐれるように破壊されたベトナム艦船の様子も収められている。

ベトナムは中国艦船との衝突を発表した5月7日の記者会見で、衝突のビデオを大々的に公開したが、会見会場で上映しただけで配布はしていなかった。

地元メディアなどが上映された映像を撮影して報道、ネット上でも広がっていた。

中国外務省は5月8日や9日の記者会見で、衝突してきたのはベトナム側だと繰り返し強調しているが、映像などは出していない。

中国は南シナ海のほとんどを自国領と勝手に主張。

領有権の範囲を示すため、地図上に「九段線」と呼ばれる9本の境界線を独自に引いている。

今回の映像で、うそつき中国はどう対抗するのか。

中国の悪行に対抗するためには、まとまりのないASEANの各国が連携して行動しなくては勝てない。

ASEAN外相声明など、中国はなんとも思っていない。

ベトナムの行動は、中国漁船の体当たりを隠そうとしたかつての民主党政権とは大違いで評価できる。


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