過激派「イスラム国」が運営するラジオ局アルバヤンは1月25日、インターネット上にニュース番組を配信し、男性のアナウンサーが「イスラム国は日本に最後通告していた日本人の人質1人を殺害した」と伝えた。
湯川氏殺害を認めた内容とみられる。
菅官房長官は1月26日の記者会見で「ラジオ局はイスラム国関連の広報の一つであると承知している」と説明。
一方、内容に関しては「イスラム国の犯行声明について政府として判断する立場にない」と述べるにとどめた。
番組は約14分のアラビア語による音声放送で、アナウンサーは「もう1人の日本人人質は、自分の解放と引き換えに、ヨルダンで拘束されているリシャウィ(死刑囚)を釈放するよう日本政府に圧力をかけてくれと懇願した」と伝えた。
さらにこの人質が「ユカワは殺害されたと語った」と報じた。
番組は、この人質が後藤氏であるかどうかには言及していない。
イスラム国のゆさぶりが続く。
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