安倍首相は5月6日、トランプ米大統領と電話で約40分間会談し、北朝鮮が発射した飛翔体について、日米の専門家同士で協力し分析を進める方針で一致した。
非弾道ミサイルかどうかが焦点となる。
朝鮮半島の核化を目指した緊密な連携も再確認した。
首相は拉致問題の解決に向けた金正恩朝鮮労働党奢貝長との首脳会談に関し「条件を付けずに金氏と直接向き合う」とトランプ氏に伝えた。
拉致問題の進展を日朝首脳会談の「前提条件」としてきた従来の交渉方針を転換した形。
日本政府は、無条件での首脳会談開催を呼び掛ける意向で、金氏がどう対応するかが注目される。
首相は電話会談後、公邸で記者団に「朝鮮半島の完全な非核化を目指し、全ての面で日米で完全に一致して対応していく」と強調。
飛翔体について「日米の専門家同士で協力して分析する」と語った。
金氏との会談に関し「あらゆるチャンスを逃さない決意で(拉致)問題解決に当たる」と述べた。
米ホワイトハウスは「どのように北朝鮮の最終的で完全に検証された非核化を
実現するかという点で日米の結束を確認した」と発表した。
日本政府は、首相の意向を受け、早期の首脳会談を北朝鮮側に打診する方針。
北京の大使館ルートに加え、あらゆるレベルで接触を図る。
首相側は、2月の米朝首脳再会談で「いずれ首相とも会う」と言及した金氏の姿勢や、4月の口朝首脳会談を踏まえ「金氏が首相との会談に応じる可能
性は十分にある」と分析。
’前提条件を置かないことで、トップによる直接対話の環境が整いやすくなると判断した。
一人置き去りなり、焦っているように見える。
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