「神奈川 台之景」
江戸から七里の「台之景」は神奈川台と呼ばれる海沿いの丘のことを云う。眺望の良いところで右の坂道には宿屋が並び、江戸からの旅人は此処で最初の宿をとった。茶屋の女たちが「おやすみなさいやアせ」と声をかけて、旅人のお客さんを引っ張っている様子が描かれている。左側には船着場として栄えた港が描かれている。水平線上につきでているのは野毛山、その先の半島は本牧岬であろう。
春日井市在住、1935年私的な挿絵等に全て自由にご使用ください。
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