切り絵

浮世絵を切り絵に

六十余州名所図会 豊前

2024年05月21日 | Weblog

「豊前」 羅漢寺 下道

中津市は、福岡県と大分県の境目に位置し、南部に名勝・耶馬溪を控える。羅漢寺下道とは、羅漢寺に至る道で、菊池寛の小説『恩讐の彼方に』の舞台になったことでも知られる。岩が削られたトンネルの様な道は、ノミと槌だけで工事され、完成まで30年かかったと言われる。その独特の景観を丁寧に描写し、行き交う旅人も描かれている。

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