切り絵

浮世絵を切り絵に

名所江戸百景 浅草川大川端宮戸川

2019年05月01日 | Weblog

浅草川大川端宮戸川

隅田川は浅草川、宮戸川とも呼び吾妻橋から下流は大川とも呼ぶ。両国橋付近で法螺貝を吹く先達と、御幣を付けた梵天を立てて川を渡る人々は、相模国(神奈川県)の大山に参詣する大山講の一行で古くからの山岳信仰の地である。江戸時代後期になると庶民の間で、大山詣でが盛んに行われた。江戸庶民の大山参りは両国橋のたもとにあった石尊垢離場で「慙愧懺悔、六根罪障・・・」と唱えて水を浴び体を清めてから出発した。遠景は 筑波山の双耳峰である。

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