春色の汽車に乗って~♪というわけではないんですけど、きょうは千葉まで遠征でした。
毎年この時期に、千葉みなと~木更津間をSL/DL牽引のイベント列車が運行されるのだが、SLのほう、予定していた機関車がボイラー故障を起こしてしまい、急遽抜擢されたのが、「ばんえつ物語」でおなじみ、C57-180号機と相成ったわけでした。
そんなわけで、さっそく会いに、といっても昨年のクリスマス以来なんで久しぶり、とは言いがたいかも。
千葉にC57が走行するのは37年ぶりだそうで、試運転のときから注目を集めていた。また初日である金曜日の走行の様子もニュース記事で紹介されたとはいえ、1時間前からホームの先端はすでに黒山の人だかり。半分小さなお子さま連れの家族、半分鉄ちゃんといった感じか。ガードマンがロープ張ってパーテーションを作っている。そりゃ駅としては普通の列車も走っているんだから。しかし、このことは周知の事実なのだろう、列車の方も最徐行でホームに進入、あるいは通過していく。
11時57分に、DE10に牽引された「春さきどり」が到着。
最後尾に引っ張られたC57がホームにはいると一斉にシャッターなり携帯の写メの音が響き渡る。場所を変えようと列を離れたが最後、もう一歩も動けないわ、肝心の機関車は見えないわ、映したと思ったら人の頭だった、なんてものも。
これじゃ撮影どころか、近づくことすら難しい。(注:この項にはボツにした写真を載せてます。かろうじて正式採用した写真はメインのTopPhotoにありますのでそちらをごらんください)
いやしかしスゴイ人気だ。小さなお子さまはほとんど肩車してもらってたなぁ。
そうこうするうちに12時47分、大きな汽笛が千葉の港にそびえ立つビル群にこだまして、列車はゆっくり出発していった。今回は人が多すぎて、いい姿を収められなかったことが心残りだが、まあいい。そう納得して千葉みなとを後にした。
(次回はその続きから!)