有楽町駅周辺の高架下には昭和の趣を残す飲食店が多くあったのですが、区画ごとに進められる耐震工事の影響で閉店してしまうお店も少なくはなく…
工事が終わってもかつてのような雰囲気に戻ることはないのでしょうね
お邪魔した『あけぼのや』はそんな区画に今年5月に開店したお店でありまして…
同じ高架下で20年以上も続く『トラットリア チャオ』を運営する株式会社曙家商会が新業態としてプロデュースした蕎麦居酒屋であるようです
間口がそれほど広くないことから、小さなお店だと思っていただけに20人ほどが座れそうなカウンター席が奥へと並んでいたことには驚きでありましたし、真ん中に並ぶテーブル席はテーブルトップが動かすことができるのだとか
お客さまの人数に合わせて可変できるなんて画期的でありますね
お昼には名物である十割蕎麦に丼が付くセットメニューがありまして…
ちょうどかつ丼を食べたいって気分であったことから、それをいただくことにいたします
少し硬めに茹でられていますので、その歯ごたえと喉越しの良さが感じられるお蕎麦には満足でありますし、蕎麦つゆは辛過ぎず…
ツーンと香るわさびも良い感じであります
そしてかつ丼
上質なお肉が使われているようですし、パン粉もサクッとした食感に揚がっていることから〝かつ〟はおいしくいただけるのですが…
玉子が固まっていたことや、タレが少なく薄味過ぎたことでご飯をおいしくいただけなかったことは残念でありました
そば湯だけでなく、そば茶までもがいただけましたし、笑顔で接してくれるスタッフは感じよく…
新しく造られたお店でもあるために居心地も良さもあって、気軽なランチをいただいたり、仕事帰りに一杯やるにはちょうど良いお店であるようですね
【蕎麦 AKEBONOYA】
東京都千代田区有楽町2-1-16
03-6205-4136