年間500店以上を食べ歩く飲食店プロデューサーの食日記

仕事柄、日本中を飛び回っていて、その出張先での外食を日記にしています
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『かつ吉』 シャトーブリアンのしっとりと滑らかな舌ざわりと顎を使うことがないほどの柔らかさはまさに〝特上〟

2018-11-02 22:34:57 | 関東
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午前中からの予定を終え、次の予定までには少し余裕があるからと、行列覚悟で日本橋高島屋の中にオープンした『かつ吉』を訪ねてみますと…
お昼の忙しい時間を過ぎていたのか、お待ちになられているのはひと組お二人さまだけでありましたし、一人であるワタシはカウンターで良ければと待つことなく席をいただくことができました


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太い柱や大きな梁など重厚さを感じることができますし、一枚板で作られるカウンターやテーブルの天板などもそんな雰囲気に負けることのない立派なものでありまして…
たまたまいただいた席が揚げ場の近くだったといいこともあって、目の前でパン粉をつける作業が窺えただけでなく、油のパチパチという音までが聞こえてくる臨場感を味わうことができました


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いつもですと「ロースかつ」か「海老かつ」をいただくところではあるのですが、今日は気分を変えて「ひれかつ」をいただくこととし、ヒレの中でももっと柔らかくいただけるシャトーブリアンを使った「特上ひれかつ」に臨みます
かつ吉といえばお新香とキャベツ
かつてはお替りもできたのですが今はどうなのでしょう?
特上ってことでか、いつものセットに加え、小鉢として小柱の三杯酢をいただくことができました


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さて、メインとなるひれかつでありますが、一本のヒレの中でも最も太い中心部を小判型に切り落とすことなく棒状のまま揚げられていまして…
芯の部分に薄っすらとピンク色を残すベストな揚げ加減で登場いたします
サクッと揚がったパン粉の食感は言うまでもなく素晴らしいものでありまして、それだけでも『かつ吉』にお邪魔した価値があると思えるほどであるのですが、シャトーブリアンのしっとりと滑らかな舌ざわりと顎を使うことがないほどの柔らかさは〝特上〟の名に相応しいものでありました



【かつ吉】
東京都中央区日本橋2-5-1 日本橋髙島屋S.C.新館6F
03-6262-3252