福島屋で楽しい時間を過ごした後、ひと月ほど前に開店したばかりだという居酒屋にお邪魔してみましょうと、若いオーナーの居酒屋がオープンが続くことで賑やかさを取り戻しつつあるときわ通りへと向かいます
1軒目の福島屋が早い時間のスタートでありましたので、2軒目と言えども19:00前でありまして…
思う存分に、豊橋の夜を楽しむことができそうであります
打ちっ放しのコンクリートや一面がガラス張りとなったファサードはカフェのようにも思えますが、こちらは大衆酒場と銘打った『ナツメロ』なるお店でありまして…
〝懐メロ〟と同音であることから覚えやすくもありますし、レトロ感あるお店であろうことを連想させてくれるステキな店名ですね
入ってすぐのところには6人ほどが座れるテーブル席が置かれ、厨房の目の前にあるカウンター席は立ち飲みスタイル、そしてその奥にはまたテーブル席と30人ほどが入れるようですね
メニューには名物と謳った商品がいくつかありましたので、まずはそれをいただいてみようと「煮込みミートボール」
手作りだというミートボールはゴルフボールよりも少し小さめなものですがふっくらとしていて柔らかく、グツグツと湧いたデミグラスソースにはクミンが使われているのでありましょう
ほんのりと香るカレー風味が食欲をそそってくれますし、5つのミートボールの真ん中に置かれた温泉たまごを崩していただきますと、また一味変わって楽しむことができますね
続いては壺漬け
マグロだけが入った「マグロ壺漬け」やいろんな海鮮ものが入っているという「バクダン壺漬け」などいくつかの種類が用意されていますので、そに日の気分で選ぶことができたりと楽しくもあり…
今日は「バクダン壺漬け」をチョイス
甘めのタレで漬け込まれているのですが、バクダンには生姜でのアクセントが付けられるなどの工夫もある面白い商品であります
マグロ壺漬けには〝なみだ〟と称されるわさびを効かせたものもあるようですので次回はそれをいただいてみましょうかね
そして季のお勧めとして「おでん」の用意もありまして…
一番の食べごろになってます という店主の一言に惹かれて、その盛り合わせをいただくことにいたします
琥珀に輝く透明なおだしの香りで、これが丁寧に作られたものであることが伝わってきますし…
キレイに面取りされた大根にはそんなおだしがたっぷりと染みていて、大根の甘みと共におだしのおいしさをいただくことができました
大衆酒場らしい一品として選んだのが「赤ウインナー」でありまして、もちろん特筆するほどのおいしさがあるわけではないのですが、火が通りやすようにと包丁が入れられている姿などに子供時代のお弁当を思い出させてくれますね
照明も明るく清潔感がありますので女性にとっては入りやすさがあるのでしょう
センスの良さが目を惹くステキな女性の二人組が先客として楽しんでおられました
【大衆酒場 ナツメロ】
愛知県豊橋市松葉町1-11 1F
0532-53-8767