年間500店以上を食べ歩く飲食店プロデューサーの食日記

仕事柄、日本中を飛び回っていて、その出張先での外食を日記にしています
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東京メトロ日比谷線茅場町駅:「華龍飯店」   味は二の次として、低価格で大盛のコスパが魅力です

2014-07-06 22:12:03 | 関東
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近年、日本中で中国人オーナーによる中国料理店の開店が目立っていまして、その多くは激安をウリにしているのであります
ビジネスマンにとっては手軽に中華ランチがいただけるってことでありがたいことでもあるのでしょうが、そのおかげで周辺のお店は適正価格での商売をすることが出来ずに困っていることも多いようですね
どうやら、そこには内外装から看板・メニューまでをプロデュースする中国系のチームが介しているようで、格安に開店させるためにデザインの統一化や商品画像の共有をする仕組みであったり、共同仕入れなどを行うことで、低価格での食材提供までもを行っているようですね



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ココもそのようなお店の一つなのでありましょう
日本中で見かけるような看板デザインでありますし、食べ放題企画や280円均一メニューが掲げられていたり…
これまでこの手のお店を利用することは無かったのでありますが、日曜日の八丁堀界隈で他に営業しているお店も無いってこともあり、お勉強を兼ねてお邪魔してみることにいたします


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280円均一で提供される商品にはどんなものがあるのだろうかとメニューと睨めっこをしていましたら、ワタシが迷っているのだと思ったのでありましょう スタッフの女の子が定食メニューを持って来て、こちらでも良いですよと声をかけて下さいました 
こんな気が利いた接客が出来るってステキなことですね
ってことでいただいたのは"棒棒鶏"
鶏肉の質が良くないのはお値段がお値段ですので仕方ないことですが、塩味が強すぎるタレにはまいりました


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"じゃがいものサラダ"
シャキシャキとした歯触りとサッパリとした塩味での調味がお気に入りで、この商品を見つけるとつい頼んでしまうモノなのですが、ココで提供されるソレも中々のモノ
盛りも想像以上でありまして、これが280円でいただけるとはありがたいことですね


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"ガッツリ炒飯"なるネーミングに惹かれて…
ボリューム的に他の炒飯と比べてどのくらい多いのか? と先の女性スタッフに尋ねてみたのですが、言葉が上手く伝わらないようでしたので諦めました
提供されたモノを見ますと、他店で提供されるチャーハンの1.5倍くらいはありそうなモノの上にキムチと煮玉子が乗せられています
ひと口チャーハンをいただいたときには、あまりの無味にビックリしたのですが、キムチと混ぜ合わせることでちょうど良い味になるようにと塩味が抑えられているのでしょう
とは言いながらもパラパラと言うよりはボソボソと言った感じのご飯は決して美味しいとは言い難いモノであったのですが、乗せられたキムチは美味しかったですね



低価格と大盛りボリューム
お昼の時間には650円ほどの定食メニューが用意されているようですから、近くのビジネスマンで賑わうのでしょうね



【華龍飯店】
東京都中央区日本橋茅場町3-7-1 源来軒ビル
03-6661-2386