岩手に住む仲間が送ってきた「白いたい焼き」を3時のおやつにみんなで食べた
欲張って2つも食べたものだから、なかなかお腹が空かない
で、簡単に夜を済ませましょうと会社を出た
有楽町の「慶楽」
この辺りにはガード下の一杯飲み屋が連なっているため、そこら中から熱燗の臭いがしてくる
銀座、日比谷とお洒落な町一角にある新橋
そんな感じのトコロ
飯店と言うほど高級ではないが、それなりに落ち着きがあるお店
1階は既に満席と言うことで2階に案内される
下界とはちょっと違う、ピシッとしわが無いスーツを着たビジネスマン達が先客であった
このお店はコースでいただく中華ではない
麺飯を楽しむためのお店なのである
で、その麺飯を美味しくいただくために、代表的な料理メニューが置いてある
まず、酢豚
運ばれてきた瞬間に咽るほどの酢の香り
それに、きっちりとトロミが付いた甘酢
視覚でも臭でも、その美味しさがわかるものであります
こぼれんばかりに盛られた豚肉を、咽ないように注意しながらお口に運ぶ
アツアツで、しかもしっかりとした豚肉の食感
予想通り、味覚にも美味しいものでありました
もやしと豚肉の焼そば
いわゆる上海焼きそばでありましょう
蒸し上げられた麺に、もやしと豚肉を炒めたアンがかけられたモノ
その熱で麺がしんなりして味が馴染み美味しさが増す料理であります
卓上に置かれた「唐辛子の酢漬け」を少々垂らすと、また違った風味が加わり、新たな美味しさを楽しむことが出来ます
ココの酢漬けは赤唐辛子
青唐辛子の酢漬けは見たことがあるのですが、赤は初めての体験
青とはまた違った、深みのある辛さが特徴ですね
上湯炒飯
ココの名物だとのこと
普通のチャーハンに、透明度が高い上湯をかけたモノ
まるでお茶漬けのようであります
味がボケたり、ごはんが雑炊のように柔らかくなったり・・・
そんなことを想像していたのですが、食べてびっくり
しっかりと味が残っている上に、ごはんもサラサラ
驚きの美味しさでありました
油をたっぷりと含んでふわふわになった玉子がしっかりとした塩味で、スープをかけてもソレに負けることがありません
焼豚も自らを主張する味と香りですから、スープが掛かっていても、しっかりとチャーハンの味を楽しむことが出来るのであります
飲んだ後にでも、お茶漬け感覚で楽しめる上湯炒飯
コレが名物になるのは、このお店の場所柄なのでしょうか?
なかなかステキなお店でありました
新橋の「玲玲」とのハシゴも楽しそうです
いつかやってみましょう
【慶楽】
東京都千代田区有楽町1-2-8 慶楽ビル
03-3580-1948