konaki。

年寄りの好き勝手。

スーパーカブ その拾伍

2021-06-06 21:41:34 | アニメ「スーパーカブ」

本当はアニメ「スーパーカブ」第6話のBパートを
記事にするつもりだったのですが、

既に第9話が放送されてしまいました。(>_<)

分冊百科の組み立ては毎号牛歩のごとくの組み立てなのですが、
何故でしょう、溜めてしまうとすすめるのが一気に難しくなります。

これまで数々の「沼」にはまってきたkonaki。ですが、
アニメの感想としたアニメ「スーパーカブ」も・・・。(T^T)

ということで、けじめとして休載を宣言します。m(_ _)m

といいながらですが、第8話で「カフェレーサー」というセリフが出てきます。

当時はその概念が曖昧だったのですが、
アニメを観た後にググってみて「なるほど」と思いました。

で、konaki。の現役時代の原付(50cc)って、
そもそも「ノーヘル可」だったんです。

勿論当時は自転車でのヘルメット着用義務もありませんでしたが、
原付でノーヘルで風を受ける心地よさは安全性とは別次元で心地よいものでした。

オートバイが「風を感じる」というのはまさしくこの感覚で、

こんなたとえが今時当てはまるかは判りませんが、
競馬のジョッキーがフルフェイスヘルメットってないかも!です。

そんな中、当時のビッグヒットが1972年(昭和47年)に発売された
GT50(80)、通称「ミニトレ」です。


トレールバイクということで、路面を選ばず走れたので、
爆発的な人気車となりました。

これに勢いを得たYAMAHAは翌年、
オンロードモデルのRD50 1973年(昭和48年)を発売します。

このマシンが1977年(昭和52年)に高校1年生だったkonaki。が、
初めて運転したバイクです。

更にトライアルモデルのTY50 を1975年(昭和50年)に発売します。

トライアルモデルといっても、やっぱり50ccなので「なんちゃって」です。

そんな中konaki。が個人的に好きなのが1976年(昭和51年)に発売された
GR50で、コンセプトがまさしく「カフェレーサー」です。

まさにゼッケンカウルのルックスが格好いいです。

で実は当時、中学の同級生がバイク乗りになってGR50に乗っていたものだから、
konaki。のGS400と彼のGR50で富士山(勿論5号目)までツーリングしました。

今考えると、かなりむごいことをしてしまったと反省していて、
こちらは400cc、彼は50cc、尚且つGR50のライディングポジションは、
長距離には適しません。
その実彼がその後に選んだバイクはアメリカンタイプとなりました。

そんな中、
富士山を上りはじめると彼のGR50がエンストを繰り返すことになります。

konaki。のGS400は全然問題ないのに、GR50がエンストしてしまう。

今思えば「空気が薄くなった」事だったのですが、
すぐにエンストするGR50に頭を抱えました。

が、アクセルをふかして、
エンジンの高回転を保つとエンストしないことが判ったのですが、
バイクに乗り始めの彼には難しい芸当でしたので、
バイクを交換することにしました。

あ、多分その時彼は原付免許だったので、無免許だったかも。(;^^)ヘ..

で、konaki。は暴走族宜しくワンワンエンジンの回転を上げながら、
クラッチミートで五合目まで到着しました。

と、普通ならここでオチなのですが、
このツーリングには更なる展開が。∑(゚Д゚; )

バイクを乗り換えたまま下山して湘南を走行しているうちに・・・
「あれ?」

一般道を走っていたつもりが、
いつの間にか自動車専用道路「湘南バイパス」を走っていました。(T^T)

勿論50ccは走行できない道路なので路側帯の緊急電話から連絡しました。

すると、オペレーターさんは「一番近い出口から降りてください」と。

今みたいにETCが整備されていない時代、
自動車有料道路を50ccに乗ってタダで走行した経験を持つkonaki。でした。

当時はそもそも「バーチャル」と言ったものがありませんでしたが、
アニメ「スーパーカブ」は「バイクに乗る」といった「リアル」の作品です。

当初はアニメに対して「リアルなバイク乗り」としてのツッコミ処満載!
と思っていましたが
話数が進むにつれ、
若い視聴者が知らない事があるのかなと。


そういえば「となりのトトロ」について、
konaki。世代はファンタジーではなく昭和ノスタルジックでの感動です。
が、所謂「近頃の若いもん」はそういったところからの興味がわかないそうです。
(勿論そりゃそうです)

同年代の方々にすれば、エヴァにしてみても「テレビ漫画でしょ」です。
でも、バイクに乗った経験がありましたら、
ダマされたと思って「スーパーカブ」を是非一回は見て頂きたいです。

あ、とはいえ「ダマされた!」に責任は負えませんし、
「ツッコミ処満載やないけ!」には同感です。

感じるのはこのアニメの制作スタッフが、
作れって言われているから作っているのではなくて、
作ろうと思って作っているのだろうと感じています。

そしてその実、そうやって作られているアニメはたくさんあります。

現在は大量生産大量消費の世の中ですが、
自分に合うかどうかは人それぞれです。

ただそれが「アニメ」と言うだけで門前払いになってしまうのは
もったいないかなと思うkonaki。でした。

konaki。

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