Sさんとは 6年前2年間一緒に仕事をしました。いつも 笑顔と温かいまなざしで 子どもたちに接していました。
気ぜわしく大所帯で 長時間の職場。彼女の穏やかさが いつも 周りの雰囲気を 和やかにしてくれました。
当時まだ保育園児だった愛娘Kちゃんを育てながら 仕事をがんばり 決して弱音を吐かない人でした。
私は 仕事上で どれだけ多くの助けをいただいたか 計りしれません
突然の訃報が舞い込みました・・・
そこに 小学6年生に成長した Kちゃんが いました
なぜ 命は 平等に 生かしてくれないのでしょう
なぜ こんなに頑張っている Sさんの命を 奪ってしまうのでしょう
Kちゃんは 合唱部のようで 友人2人と一緒に 懸命に 嵐の”ふるさと”を 歌いました
とぎれ とぎれ ながら ・・・
Kちゃんは もう一度 促されて お花を持ちました
どうしよう~・・・ 小さな声が 私の耳に 届きました
花を抱えて 一瞬 戸惑っていました
お花に囲まれた お母さんの顔が これ以上 見えなくなるのが 嫌なようでした
そっと お顔の横に隙間をつくってあげると
Kちゃんは 丁寧に やさしく お花をおきました
Sさん
あなたの娘は こんなに 優しく 慎み深い少女に 成長しています
あなたの生き方 そっくりに・・・
心から
ご冥福を 祈ります
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