適当に折り合いをつけながら・・・

 

自分探しの旅に・・・

そして、未来に・・・

つながれ~!

コブのない駱駝

2018-05-08 | 

昭和47年(1972年)発行された 戦争を知らない子供たち(北山修著)当時の定価180円の単行本を、古本屋で108円で買った。1946年生まれの彼・24歳の頃書かれた本です。

解散 再結成 また解散 その間 歌詞をかいたり ラジオやテレビで活動しながら 医学の道をすすみ 精神科医である きたやまおさむ さん。

108円の本が面白かったので 最新作を探し、2016年11月第1刷発行の本 見つけた「コブのない駱駝」

 精神科医として、精神分析的自伝書

きたやまおさむ氏は、医学生でありフォーク・クルセダーズのメンバーであった。

人気絶頂でも その後空しさに襲われた。3ねんで解散した後も 作詞家・ラジオやテレビのパーソナリティーなど、医者でありながら 続けている。2足3足の草鞋は誤解されたり自分でも悩んだり・・・

 

葛藤を生きるのが人間

「あれも これも」は 欲望であり

「あれか これか」は 選択に迫られる

「あれとか これとか」・・・同列に並べて 出来ることを「あれとかこれとか」やっていったらいい

     

そして 人は 楽屋 を持つこと

 

  楽屋・・・心がほっとする安心できる。ゆっくりできる関係性や心の在り方。

       人によっては 温泉・海岸・山小屋だったり ボ~と できる場所

                   同時にそこは退行できる場・無意味な充実の場

       現実から逃避して 錯覚に入り込むことも(全能感・自己愛)

とうぜんそんな楽園の 楽屋から 現実に戻らなければなりません(脱錯覚)

現実と 楽屋を 行ったり来たりしながら 人は心のバランスを保っていきます。

 

楽屋での錯覚から 現実に戻れず 妄想を見続けて 妄想から抜け出せなくなると精神病理の域に入り込んでいきます

錯覚の世界で 人工的に退行し続けたい欲求が働くと 覚せい剤や麻薬の甘美に頼るようになっていく

 

70歳を超えた きたやまおさむ氏が

曖昧さを生きようと 提案している

あいまいな状態・雑多な状態・どっちつかずの状態を受け入れて ある意味 いい加減に生きようと・・・(コブのない駱駝より)

 

まあ~私も どっちつかずのいい加減な生き方をしていますが~~

まあ~~これでいいんだよね!!

人間 完璧には 生きていけない

適当に 手を抜いて 手を抜いて・・・ははは こりゃあいい!!

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする