近くの他人！

「火鉢ないかねえ～～ログハウス、すごく寒いんよ！」　
「古民家の倉庫に、あったような気がする～～～」

という訳で、妹と、探しに、古民家へ・・・・

動物園通りの桜は、5分咲き！山さくらは、満開！
30分も走ると、山は、色が無くなっていった！

マンサクは散り、アセビは先日の霜で茶色になり、タムシバはまだ咲いていない！
1時間半の道、春から冬に逆戻りしていき面白い！

無事、火鉢をゲットしての帰り道・・・
そうだ！姉の家に寄って、お茶にしよう！
勝手に決めて、電話するが、出ない！
携帯にするが、でない！も一度電話…出ない！

寝とるんじゃあ～ないだろうねえ～？
昨年、ペースメーカーを入れた、76歳の姉・・・

とにかく、寄って、様子を見よう・・・
留守だ！車はある・・・？
変だぞ？裏口は開いているし・・・
もしや、倒れてる？・・・入院？？
　おねえちゃ～～ん！おねえちゃ～ん・・・

すると向かい側の家から「は～い」と・・・・
ご近所さんが、呼ばれたと思って・・・出てきた！
　　(たしか私は・・・おねえちゃんって呼んだはずなのに・・？
　　　見た目は～～？まっ、いいかあ～）

　いない？おかしいねえ～？昨日はゲートボールの試合に出とっちゃったけど・
　車があるということは・・ああ、広場でゲートボールだよ！

そこで広場まで行くと？
同じような年恰好の9名の女性集団・・・

打ったボールが、同じ色のボールに当たったので・・・
おもわず、「すごいすごい～～」と、拍手喝さいしたら・・・
「ありゃあ～当たっても、何の意味もないんで・・・！」と、近くのおばちゃんがつぶやいた！！
　　（スミマセン、ルールも分からなくて・・・・）

たしか、姉が、いるはずだが・・・
一人ひとり見ても・・・みな同じようで・・・

やっと、探し当てて、姉を、びっくり、喜ばしちゃった・・・！

ちょい、一発、打たしてもらったけど・・・なかなか、ゲートをくぐれない！
なかなかどうして、難しいものだ！

地域にしっかり溶け込んで、楽しんでいる姉！
う～～ん・・・
最後は、やっぱり、地域だよね！

人生、90年、こりゃあ、
いろいろ考えとかないと、いけないぞ！！

遠くの親戚より、近くの他人だ！