腰痛 （激痛）

今朝早く、腰痛の患者さんの予約が入った。

実は、３日ほど前から問い合わせがあった方。

３日前に、一度当院に予約したのだが、あまりに腰痛がひどく、病院に来たからキャンセル、との連絡だった。（連絡は、その患者さんのお姉さん。その姉妹のお母さんが当院で、治療中。）

その後、どうしているだろう、と思っていたが、今朝早く電話があった。
とにかくひどい腰痛で、動かなくても陣痛のようなひどい痛みがあるという。
昨日は、別の病院に行き、痛い所に注射をしたらしいが、痛みは相変わらず。

そんな状態だが治療可能か、というので、そんな重症な人の治療は、初めてだったが、たぶん大丈夫と思い、改善すると思います、と返事をし、予約となった。

朝の８時１０分過ぎには、その患者さんが到着。
両脇を支えてもらい、ちょっと動くのにも激痛という状態。

楽な格好は？と聞いたら、仰向けというので、とりあえず仰向けになってもらった。

どのように治療を進めたらいいか考え、まず検査から。身体の歪みはそれほどない。膝を持ち上げての治療は、痛みがあり無理だったので、膝立の状態で、まず、腰背部の筋肉の緊張を取っていくことにした。

少し楽になった様子。初めはできなかった、膝を上に上げての治療が痛みが無くなり、できるようになった。少しずつ、骨盤をゆすっても痛みが無くなっていった。

腰の椎間板を伸ばし、腰のはりをとっていったら、随分楽になって来た様子。表情でわかる。

再び、腰背部の緊張を取る手法。かなり痛みが軽減しているのがわかる。

完璧とはいかないが、腰の筋肉の緊張がかなり取れてきたので、次は、関節のずれが治ればよい。

寝返りを打ってもらった。ゆっくりゆっくり。なんと痛みがない！うつぶせになり、ゆっくり正座。身体を回転させると痛みがある。それを治す手法。正座になり、数分でまた苦しくなってきたので、とりあえず、また横になってもらった。

治療院に来たときは、横向きは痛くて無理だったが、その時は横向きでも大丈夫。
安静にしているときの痛みはかなりやわらいでいる。

筋肉の緊張の痛みとは、これほどひどいものなんだと改めて感じた。そして、自然形体の治療で、薬を一切使わず、手だけの手法で、これだけ痛みが軽減したことに、自分でも驚きを覚えた。

とりあえず、今日の治療はここまで。自己療法を、少し教えた。
ここが自宅なら、このまま安静を保ってほしいところ。自宅に帰るまでがまた、大変だろう。

動いた時の痛みは、まだ治療途中で、動けば痛いだろうと予想したが、帰る様子を見ると、痛みはまだ残っているものの、介助しなくても歩き、車にも一人ですうっと乗っていた。来る時とは、大違い。

自然形体で、これほど痛みが軽減するんだと、改めて感動。
今は、この治療院は全然有名でないから、けっこうみっちり勉強する毎日。もっともっと勉強を重ねて、苦しんでいる方々を救いたい。

救急車

先週の金曜日。

朝、じいちゃんが頭が痛いという。（９０才です。）
しかも、針でさされたような痛みで、さわると痛い。

もしかして血圧？と思い、血圧を測ったら、上が１８０もある。
普段の血圧を聞いたら、１３０ちょっとだというから、普段からすると、ものすごく高い。

これは、ものすごくやばいぞ。

万一のことを考え、救急車を呼ぶことにした。

５分足らずで、救急車は到着。なんと早い！


救急車に同乗して病院へ。
救急車に乗ったのは１０年ぶり。あまり思い出したくないけど。

頭の写真を撮ったら、脳内出血はしていないとのことで、一安心。しばらく休み、脳外科の外来での診察も終わり、午前中のうちに帰宅できた。

大事にいたらず、よかった。