変形性膝関節症

2008年09月29日 23時04分29秒 | 膝痛(オスグッド、膝関節症、半月板損傷)
40代 男性 自営業

3年ほど前より、左膝の痛み。変形性膝関節症との診断。歩行、階段の上り下りなどでの痛み。二度と正座はできない、と言われる。
初めての来院時、膝を曲げてもらうと、踵とお尻の間が15センチメートルほどあいている。

数ヶ月前より、右膝も痛み出す。初来院時は、左膝よりも右膝の痛みの方が強い。だが、右膝の方が良く曲がり、曲げてもらうと踵とお尻の間が7~8センチメートルほど。

1回目の治療で、歩行時や階段の上り下りの痛みは無くなる。
これだけで、この方はものすごくたまげていた。(びっくりしていた。)

以後は、正座をめざしての治療が始まる。

右膝の方が曲がりやすく、3回目の治療で、多少の痛みはあるが正座をして体重をかけても大丈夫。

左膝の方が、正座をしていない期間が長いので、曲がるようになるまで、時間がかかった。曲げていくとこの筋肉が痛い、そこの痛みが取れるとまた別の筋肉が痛い。と、次々に別の筋肉の痛みが現れる。それの繰り返し。それでも、毎回少しずつ確実に深く曲げられるようになる。

最高で踵とお尻のすき間が1センチメートルまで曲がった。思い切って体重をかけるのは、こわいという。

ここまで改善したが、以後は患者さんの都合で来院していない。

医者の「正座は一生無理」との言葉を覆したかったが、あと一歩のところで治療は中断。残念。

それでも、ここまで改善するとは、すごい。



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