親不知 抜歯1
親不知 抜歯2
親不知 抜歯3
親不知 抜歯4
親不知 抜歯5
手術後、朝起きると決まって腫れが強くなって痛かったのだが、手術の一週間後(2006/12/22)の朝から、痛みが明らかに少なくなった。腫れの芯(堅い部分)の大きさも、当初あめ玉3個くらいだったのが1個くらいの大きさに。
治癒の方向に向かっているのをはっきり実感した。
そして予定通り、その日(2006/12/22)の夕方に抜糸。
先生曰く、
「(腫れは)10日くらいは続きますから」
「まだちゃんと(縫合部分が)付いてないから、気を付けてね」
だそうですわ・・・ orz
では過去の話の続き。
*
右側上下の親不知を抜歯を完了した僕は、手術をした治療椅子に座ったまま言われたとおり患部にガーゼを噛んでいた。
先程までの手術の痛さ。その緊張から完全開放された幸せに浸っていると、もう15分経ったのか先生がやって来た。
先生「はい、見せて」
あーん、と口を開ける。
先生「んー、まだ止まってないねぇ。ガーゼを換えるからもう一度噛んでて下さい」
はいはい。なんでも仰せのとおりに致しますよ。15分程の後、また止血の確認。
先生「・・・おかしいなぁ。まだ止まってないね」
おいおい、大丈夫なのか、この先生。もしかして・・・ オイラの抜歯痕、どうにかなっちゃったの?
先生に対する3倍の不信感から、わが身の不安を感じる。
先生「とりあえず待合室の方へ出ていただきます。ガーゼ換えますので、もう一回噛んでて下さい」
どうやら他の患者さんの手術のため、この椅子を使いたいらしい。みんな時間予約で来ているから仕方ない。寝てなきゃいけないほど痛いワケでもないので、はいはいと素直に移動する。
待合室の長椅子に座り、ガーゼを噛み続けるコーヂ。と、時間が経つにつれジンジンズンズンと抜いた後が疼いてきた。
ううう。こりゃ痛いなーキツイなーと思いつつ、貧乏ゆすりなどしてガマン(ジッとしていられないのだ)していると、ちょうど看護士さんが来て、麻酔が切れる頃だから痛み止め(鎮痛剤)を飲んで下さいと持ってきてくれた。
あの、すいません。
麻酔が 切れる前 に持ってきて下さい!
もう既に かなり痛い んですYO! (~~;
薬が効き出すまでに、頭を抱え込む程の苦痛。
こうしてガーゼを換えては噛み、先生に見せてまたガーゼを換えては噛み、続けること合計2時間。それでもまだ血は止まらなかった。
この頃になると、僕より後に抜歯した人たちが、あっという間に止血を完了してどんどんと帰っていく。そしてとうとう待合室には僕一人。さすがにだんだん心配になってきた。
そして時折待合室に来る看護士さんもコレはおかしいと思ったのか、先生とナニやらゴニョゴニョ。
名前を呼ばれ、診察室に入りまた治療椅子に座らされた。
先生が口内のガーゼを確認する。抜いた直後よりは少ないようだが、まだ出血しているようだ。
先生「コーヂさん、今までに血が止まりにくいって言われたことあります?」
コーヂ「いへ、なひです(ガーゼを噛んでいるのでしゃべりにくいのだ)」
先生「これだけ噛んでて止まらないと、ちょっとおかしいんですよ。もう一回見せて下さい」
治療椅子は手術のときと同じ水平に・・・、否、さらに頭が低い位置になった。足のほうがずっと高くなる。
どこから来たのか先生と看護士さんがもう一人ずつ来て、僕の口内は4人体制でイジられることになった。
先生同士のボソボソ会話に、なんつーか余裕がない。焦りが入っているような。
先生1「なんで止まらないんだ?」
先生2「どこから?」
なんて単語が小さくちらほら聞こえる。
僕はといえば、ガーゼを噛んでいる時よりも短時間で生暖かい液体が口中に溜まるのがわかる。口内の出血が多くなってきたようだ。
看護士さんは口から血が溢れないうちにズゴゴゴゴと細い管で吸引してくれるのだが、時折奥の方に入れられるので反射行動が頻発する。ズゴゴゴ、オエッ。それに口の中が血の味でマズイ。ズギュゴゴゴ、オエッ。
人はオエッとやると涙が出てくる。苦しいのである。ギュギュゴゴ、オエッ。だからさらに涙が生産される。これはもう口腔リンチ以外のナニモノでもない。つらすぎる。
頭を低くしたのはどうやら出血箇所を見つけるためのようだった。オエッ。
そんな調子でいつまでこんなことが~、もうやめてよぉ~、オエッ、と本泣きそうになった頃、先生の動きに変化が!
うう、なんかいいことあったんスカ?(悲涙)
僕・・・もう、ホント・・・、ダメれす。勘弁してくだしゃい・・・。
*
長くて申し訳ないが、まだ続きます。
親不知 抜歯2
親不知 抜歯3
親不知 抜歯4
親不知 抜歯5
手術後、朝起きると決まって腫れが強くなって痛かったのだが、手術の一週間後(2006/12/22)の朝から、痛みが明らかに少なくなった。腫れの芯(堅い部分)の大きさも、当初あめ玉3個くらいだったのが1個くらいの大きさに。
治癒の方向に向かっているのをはっきり実感した。
そして予定通り、その日(2006/12/22)の夕方に抜糸。
先生曰く、
「(腫れは)10日くらいは続きますから」
「まだちゃんと(縫合部分が)付いてないから、気を付けてね」
だそうですわ・・・ orz
では過去の話の続き。
右側上下の親不知を抜歯を完了した僕は、手術をした治療椅子に座ったまま言われたとおり患部にガーゼを噛んでいた。
先程までの手術の痛さ。その緊張から完全開放された幸せに浸っていると、もう15分経ったのか先生がやって来た。
先生「はい、見せて」
あーん、と口を開ける。
先生「んー、まだ止まってないねぇ。ガーゼを換えるからもう一度噛んでて下さい」
はいはい。なんでも仰せのとおりに致しますよ。15分程の後、また止血の確認。
先生「・・・おかしいなぁ。まだ止まってないね」
おいおい、大丈夫なのか、この先生。もしかして・・・ オイラの抜歯痕、どうにかなっちゃったの?
先生に対する3倍の不信感から、わが身の不安を感じる。
先生「とりあえず待合室の方へ出ていただきます。ガーゼ換えますので、もう一回噛んでて下さい」
どうやら他の患者さんの手術のため、この椅子を使いたいらしい。みんな時間予約で来ているから仕方ない。寝てなきゃいけないほど痛いワケでもないので、はいはいと素直に移動する。
待合室の長椅子に座り、ガーゼを噛み続けるコーヂ。と、時間が経つにつれジンジンズンズンと抜いた後が疼いてきた。
ううう。こりゃ痛いなーキツイなーと思いつつ、貧乏ゆすりなどしてガマン(ジッとしていられないのだ)していると、ちょうど看護士さんが来て、麻酔が切れる頃だから痛み止め(鎮痛剤)を飲んで下さいと持ってきてくれた。
あの、すいません。
麻酔が 切れる前 に持ってきて下さい!
もう既に かなり痛い んですYO! (~~;
薬が効き出すまでに、頭を抱え込む程の苦痛。
こうしてガーゼを換えては噛み、先生に見せてまたガーゼを換えては噛み、続けること合計2時間。それでもまだ血は止まらなかった。
この頃になると、僕より後に抜歯した人たちが、あっという間に止血を完了してどんどんと帰っていく。そしてとうとう待合室には僕一人。さすがにだんだん心配になってきた。
そして時折待合室に来る看護士さんもコレはおかしいと思ったのか、先生とナニやらゴニョゴニョ。
名前を呼ばれ、診察室に入りまた治療椅子に座らされた。
先生が口内のガーゼを確認する。抜いた直後よりは少ないようだが、まだ出血しているようだ。
先生「コーヂさん、今までに血が止まりにくいって言われたことあります?」
コーヂ「いへ、なひです(ガーゼを噛んでいるのでしゃべりにくいのだ)」
先生「これだけ噛んでて止まらないと、ちょっとおかしいんですよ。もう一回見せて下さい」
治療椅子は手術のときと同じ水平に・・・、否、さらに頭が低い位置になった。足のほうがずっと高くなる。
どこから来たのか先生と看護士さんがもう一人ずつ来て、僕の口内は4人体制でイジられることになった。
先生同士のボソボソ会話に、なんつーか余裕がない。焦りが入っているような。
先生1「なんで止まらないんだ?」
先生2「どこから?」
なんて単語が小さくちらほら聞こえる。
僕はといえば、ガーゼを噛んでいる時よりも短時間で生暖かい液体が口中に溜まるのがわかる。口内の出血が多くなってきたようだ。
看護士さんは口から血が溢れないうちにズゴゴゴゴと細い管で吸引してくれるのだが、時折奥の方に入れられるので反射行動が頻発する。ズゴゴゴ、オエッ。それに口の中が血の味でマズイ。ズギュゴゴゴ、オエッ。
人はオエッとやると涙が出てくる。苦しいのである。ギュギュゴゴ、オエッ。だからさらに涙が生産される。これはもう口腔リンチ以外のナニモノでもない。つらすぎる。
頭を低くしたのはどうやら出血箇所を見つけるためのようだった。オエッ。
そんな調子でいつまでこんなことが~、もうやめてよぉ~、オエッ、と本泣きそうになった頃、先生の動きに変化が!
うう、なんかいいことあったんスカ?(悲涙)
僕・・・もう、ホント・・・、ダメれす。勘弁してくだしゃい・・・。
長くて申し訳ないが、まだ続きます。