親不知 抜歯1
親不知 抜歯2
親不知 抜歯3
親不知 抜歯4
朝起きると、けっこう痛いです。1日ずつ腫れの範囲は小さくなっていますが、まだ鏡で見てもはっきりと分かります。
予想より治りが悪いなぁ・・・(2006/12/21)
さて、98年春の抜歯の話、続きです。
*
イテテでトホホな目に遭いつつ、続いて上の抜歯に取りかかる。
親不知の抜歯は下の歯より上の歯の方が比較的楽に抜けると聞いていた。
なるほど、やってみればアゴの骨の一部が添付されて抜けた下に比べれば、ヤッパリそれなりに痛かったけれど随分楽に 抜けた と思う。
まあ・・・、ソレ以前に、僕の
魂(ソウル)
は既に抜けていたけどね・・・。
とまあ、このようして予想以上の痛みと、歯医者さんへの不信感(通常の3倍)を伴いつつ上下の抜歯は終わり、看護士さんが僕の顔の上にかけられていた布を取ってくれた。
手術中からこの時まで目蓋(まぶた)を閉じている僕の眼にも、天井からの照明の明かるさを感じることができた。
ああ・・・。
一体どれくらいの時間がかかったのだろう。
手術の時間は早かったのか、遅かったのか全く見当がつかない。
否。
今となっては、そんなことはもうどうでも良いではないか。アレ程の痛みから開放されたのだから。(つってもまだジンジン痛いんだけど)
なんちゅうかこう、普段はナカナカ感じないが、こういう痛い目に遭うと、健康のアリガタサというものを人はヒシヒシと感じるのである。
普通でいられる、普通に暮らせる、というのは幸せなんだなあ・・・と。
そんな事を改めて考えていたら、自分を生んでくれた母につい
健康な体をありがとうッ!
痛みのない生活をありがとうッ!
と伝えようかと思った程であった。
しかしながら、ホントにこの場からそんな電話をしたらば
「昼間っから電話までしてきてナニ言ってんだい? このバカ息子は!」
とか
「ウチの息子が歯を抜いて、ついでに肝心なネジまで抜けてしまった・・・OTL」
と思われたりするおそれがあるので、そこんとこはグッとガマンした次第である。まだ痛いしね。
ま、ここまでくれば、今日の目的の90%はこなしたも同然である。
さて、僕の人生をかけた左手パタパタの合図を無視して、人の所業とは思えない手術をした信頼に足りない先生は、僕の歯が抜けた部分に小さく折りたたんだガーゼを押しこんでこう言った。
「はーい♪、止血のためにこれ(ガーゼ)をぎゅっと噛み続けてね。15分位したらまた見に来ますから」
「あ、あーい・・・(くっそー、なにが「はーい♪」だっつーの。あーいてぇー)」
と毒を心の中で吐きつつ、とにもかくにも、もう一安心である。
そっかー。もう血が止まれば痛いのはないのね? ないのね? うふ♪
と、微笑さえ浮かんでくるコーヂであった。
しかしこのあと、あんなに痛い目に遭うとは夢にも思わなかったのです。
親不知 抜歯2
親不知 抜歯3
親不知 抜歯4
朝起きると、けっこう痛いです。1日ずつ腫れの範囲は小さくなっていますが、まだ鏡で見てもはっきりと分かります。
予想より治りが悪いなぁ・・・(2006/12/21)
さて、98年春の抜歯の話、続きです。
イテテでトホホな目に遭いつつ、続いて上の抜歯に取りかかる。
親不知の抜歯は下の歯より上の歯の方が比較的楽に抜けると聞いていた。
なるほど、やってみればアゴの骨の一部が添付されて抜けた下に比べれば、ヤッパリそれなりに痛かったけれど随分楽に 抜けた と思う。
まあ・・・、ソレ以前に、僕の
魂(ソウル)
は既に抜けていたけどね・・・。
とまあ、このようして予想以上の痛みと、歯医者さんへの不信感(通常の3倍)を伴いつつ上下の抜歯は終わり、看護士さんが僕の顔の上にかけられていた布を取ってくれた。
手術中からこの時まで目蓋(まぶた)を閉じている僕の眼にも、天井からの照明の明かるさを感じることができた。
ああ・・・。
一体どれくらいの時間がかかったのだろう。
手術の時間は早かったのか、遅かったのか全く見当がつかない。
否。
今となっては、そんなことはもうどうでも良いではないか。アレ程の痛みから開放されたのだから。(つってもまだジンジン痛いんだけど)
なんちゅうかこう、普段はナカナカ感じないが、こういう痛い目に遭うと、健康のアリガタサというものを人はヒシヒシと感じるのである。
普通でいられる、普通に暮らせる、というのは幸せなんだなあ・・・と。
そんな事を改めて考えていたら、自分を生んでくれた母につい
健康な体をありがとうッ!
痛みのない生活をありがとうッ!
と伝えようかと思った程であった。
しかしながら、ホントにこの場からそんな電話をしたらば
「昼間っから電話までしてきてナニ言ってんだい? このバカ息子は!」
とか
「ウチの息子が歯を抜いて、ついでに肝心なネジまで抜けてしまった・・・OTL」
と思われたりするおそれがあるので、そこんとこはグッとガマンした次第である。まだ痛いしね。
ま、ここまでくれば、今日の目的の90%はこなしたも同然である。
さて、僕の人生をかけた左手パタパタの合図を無視して、人の所業とは思えない手術をした信頼に足りない先生は、僕の歯が抜けた部分に小さく折りたたんだガーゼを押しこんでこう言った。
「はーい♪、止血のためにこれ(ガーゼ)をぎゅっと噛み続けてね。15分位したらまた見に来ますから」
「あ、あーい・・・(くっそー、なにが「はーい♪」だっつーの。あーいてぇー)」
と毒を心の中で吐きつつ、とにもかくにも、もう一安心である。
そっかー。もう血が止まれば痛いのはないのね? ないのね? うふ♪
と、微笑さえ浮かんでくるコーヂであった。
しかしこのあと、あんなに痛い目に遭うとは夢にも思わなかったのです。