ワッシャ調達のため、もぐりさんの会社に赴き、いつものように仕事(のフリ[笑])をしているもぐりさんを発見。
「おーい、もぐりん。ワッシャない?」
「あ、これはこれはコーヂさま。いつもお世話になっております。ワッシャ・・・でございますか?」
「ん。新品じゃなくてもいいんだけど」
「ははっ、こちらでございます」
案内されてついて行くと、そこには空き缶の箱に集め(捨て)られているボルトやナット、ワッシャがあった。
「こんなものでよろしゅうございますか?」
「ん。よきにはからえ」
「ははっ。ではワタクシメはこれにて・・・すすす」
もぐりさんはまた仕事(のフリ[笑])をするため自分の持ち場に戻って行った。
箱の中身をよくよく見れば、それはやはり自動車修理工場の廃材部品である。油にまみれて汚れているものやサビが浮いているものばかりがゴッタ煮状態で溜まっている。
「むむむ。まったくよぉ、ちょっと位マシなものはないのかーッ?もぐりんーッ!(叫)」
と激しく糾弾してやろうと思ったが、彼からすれば あまりに大恩のある 僕にキツク責められるといたたまれなくなって、ハリーポッターに出てくるドビーのように
「もぐりんは悪い子!もぐりんは悪い子!」
などとスナップオンのラチェットレンチで自分の頭を殴る自虐行動をとるかもしれない。
そもそもこの行動自体、所詮はゴミ箱をあさるようなものだから仕方ないか。勘弁してやろう。
(ココまで書いておいて言うのもなんだけど、もぐりんからのレスがコワイなぁ(^^;)
そんなこんなでハキダメな準廃棄部品の中から使えそうな大きさと厚さのワッシャを探し出し、数種数枚をキープ。
ううむ、しかしながら、やっぱりコノ外観はちょっとヒドイなぁ。
そのままジャックのワッシャとして使うには、見た目とともに精神衛生上的にも芳しくない。
・・・せめて紙やすりで磨いてみるか。
(注)会話表現と想像の一部にフィクションがございます(^∀^;)