元気な高齢者こそ使いたい電子機器

80歳を過ぎても、日々の生活を楽しく豊かにする電子機器を使いこなそう

週刊文春は、今や日本のマスメディアの代表だ。

2021年03月04日 12時56分31秒 | 日記

 週刊文春は、今や日本のマスメディアで一番目覚ましい力を発揮している。

 東北新社だけかと思いきや、やはり最大の通信会社NTT まで、総務省高級官僚を接待漬けにしていたのだ。

 山田広報官の名前がまたもや飛び出した。彼女の過去のYoutube では、いろんな人と会い、話すことがが大事だと話している。

 それはその通りだろうが、だからと言って高額の接待を受けて良いということではない。

 特に許認可の権限を発揮できる部署には、有利な許認可を受けようと高額の接待だけでなく、有利な天下り先で

用意してくれる蜜が垂れている場合もある。

 それだけに公務員は襟を正していなければならない。

 山田氏が早々と辞職を申し出たのは、NTT接待問題が公表されると知ったからだろう。

 頭が良く実力があると認識されていた高級官僚だからこそ、本当は国家のために生きてもらいたかったのに。 残念だ。


政治家に忖度する役人たちの腐臭が、国民のモラルを低下させる。

2021年03月02日 18時05分25秒 | 日記

 菅首相が安倍首相の官房長官時代に、自分の息子を東北新社に入社させてもらっていた。

 その前に自分の秘書にしているが、音楽関係で生活できない息子の将来を心配しての親心だったのだろう。

 東北新社も菅官房長官の願いであれば、聞かざるを得なかっただろうし、採用することで業界内で有利になると計算していたことは明らかだ。

 当然、それなりの役職を与え、息子に主要官僚の接待攻勢役に利用したのだろう。

 衛星放送であろうと、許認可権を国が持っているのだから、東北新社にとっても渡りに船であったのは容易に理解できる。

 役人に対する接待攻勢は、許認可権を発揮できる立場の役人であってのことなのだ。

 しかも政治主導で政治家の下に置かれた役人達にとっては、忖度がてきめんに働くことであろう。

 安倍政権になってから、森友、加計学園の許認可で関係する役人たちが、政治家に忖度したのも、まったく同じ理由だった。

 野党の追及が下手だったせいか、あいまいな形で安倍首相のお咎めもなしだ。 今回の問題も菅首相への追及が下手であれば、あいまいなまま終わるのかもしれない。

 しかし日本の政治のきな臭さは、国民のモラルをも低下させることだろう。一番不幸なのは、国民のモラルが低下することによる日本人の気高さの低下だろう。