元気な高齢者こそ使いたい電子機器

80歳を過ぎても、日々の生活を楽しく豊かにする電子機器を使いこなそう

携帯電話登場の頃も懐かしかった。

2021年12月04日 13時35分21秒 | 日記

 携帯電話と言うよりも、筆者が知った初めての移動体通信機は自動車電話であった。

 当時の高級セダンのトランクからニョキっと短い黒いアンテナが立って、如何にも自動車電話が付いているよというのが自慢げに見えたものだ。 中にはアンテナだけ付けている車もあったがね。(笑)

 自動車電話機は手提げが付いた箱みたいな大きさで、黒電話で使われていた送受話器が付いていたもので、とても気軽に使える携帯電話とは言えなかった。これはいつ頃だったのだろうか? 1980年初め頃だったと思います。

 しかしNTTはこの電話機を小型軽量化して、ショルダー紐が付いた大きな弁当箱のような大きさの携帯電話を市販した。

 ただこの携帯電話機はとても高価であり、一般企業でもほとんど採用してなかったと思う。そして機器の小型化も急速に進みました。

 それよりも筆者が購入したのはポケベルであった。初期の製品は数字が送られてくるだけでしたが、39をサンキューと読み替えたりで

 こちらからは送信できなかったので、近くの公衆電話で事務所と話した事を思いだします。

 そのうちにNTTだけでなくKDDIなど通信業者など競合会社が現れ、携帯電話機の小型化と低価格化も進みました。一方で筆者は使わなかったが、低料金で使えるPHS電話機なども登場し携帯電話の普及に輪をかけた。

 筆者2000_2010年頃に携帯電話機を3-4台買い替えましたが、電子メールだけでなくカメラが搭載されて写真を送信できる等々、携帯電話機器も折りたたみ型が出てきたり、いわゆる日本独自のガラパゴスケータイが発達していったのでした。

 


パソコンが普通に使われる頃、デスクトップからノートパソコンへ。

2021年12月02日 13時05分32秒 | 日記

 筆者がデスクトップパソコンを購入したのは、アップル社のマッキントッシュ パソコンと同じように、Windows95のOSが乗せられて使い易くなった頃だったと思います。

 ビジネスの世界では表計算ソフトやワープロソフトでパソコンが使い易くなって、一気に導入が始まったといえるでしょう。

 そして通信でメールや書類が瞬時に送れるようになったことが普及を後押ししました。

 個人的にも、ゲームや趣味でパソコンを購入できる価格の下落も、普及の一助となったことでしょう。

 筆者が初めてパソコンを購入したのは、おそらく2000年直前頃ではなかったかと思います。

 前回にも書いたように、初めてのパソコンはIBMのデスクトップでした。 デスクトップといっても、かなり大きな本体とブラウン管テレビのようなディスプレイに独立したキーボードがついていました。

 しかしその頃のパソコンの進化は激しく、各メーカーが次々と新製品を出しCPUの高性能も著しく、パソコンの価格も手に届く値段になっていきました。

 そして通信速度も毎年速くなり、ノートパソコンを使いだした頃はストレスなしに使えるようになっていました。

 一方で携帯電話も並行して普及してきました。


初期のパソコンがオフィスに入りだした頃。

2021年11月30日 21時20分19秒 | 日記

 電卓、ワープロがオフィスの電子化の先駆けだった時代から、次にパーソナルコンピューター(パソコン)が使われるようになったのは、パソコンのワープロソフトなどが進化して、ワープロと変わらない使い勝手が良くなったせいともいえますが、筆者はもっと大きな理由は電子メールが利用出来るようになった為だと思っています。

 電子メールが出現する前までは、手書きの文書を作成してファックスを使って送るのが、文書を早く送る通常の手段でした。

 ところが、パソコンではキーボードでメールを作成して瞬時に相手に送信できるのです。このスピード感と利便性から、オフィスのパソコンによる電子化が進んだのだと思います。

 そしいろんなホームページやニュース、株価などの情報も検索できるようになったのです。

 筆者も個人用の情報機器としての利便性から、初めてパソコンを自費で購入しようと決断したものです。

 まだブラウン管のディスプレイと、かなり大きな本体、キーボード等がバラバラでかなりのスペースを食う製品でした。

 確か、筆者が購入した初めてのパソコンは、今は見かけることがないのですがIBMブランドのれっきとした一流品でした。

 当時からアップルのパソコンは、優秀な制作ソフトが確立していたため、デザインなどの制作分野では使われていましたが、日本語ソフトが使い易かったNECの98シリーズなどが一般のオフィスではよく利用されていました。

 筆者も機種の選択では迷ったのですが、いわゆるDOS/Vパソコンが主流になるだろうと、DOS/V機種の IBMを選んだのでした。

 勿論、電話線でつないだ有線で送受信したのですが、初めてディスプレイにゆっくりと海外のホームページが映し出された時は、ものすごく感激したものでした。

当時の通信速度は1Gも出ていたのでしょうか? 最近の5Gなどの超高速通信が当たり前の世の中とは、隔世の感がありました。


電卓、ワープロが職場の電子化のきっかけでした。(NO.2)

2021年11月23日 10時41分30秒 | 日記

 計算業務が電卓の進歩で楽になったのですが、文書作成はまだ手書きが続いていました。

 そのうちに1980年代に入り、日本語のワードプロセッサ(ワープロ)が登場することになりました。

 ワープロは東芝、シャープ、富士通、沖電気などなど、各社が新製品開発でしのぎを削り、これも急速に性能、価格も手ごろになり、職場に導入されるようになりました。

 仕事で使う見積書など多くの書類がワープロで読みやすい活字で印刷されるため、一挙に仕事の質が上がったような気がしたものです。

 勿論、初期のワープロは、キーボード、本体、プリンターなどが別々でかなりの大型でした。シャープの書院などというブランドが懐かしい時代でした。

 ワープロも、80年代後半から90年代にかけて、個人用に使えるデスクトップ型へと変化していきました。

 電卓もしかり、ワープロもしかり、どんどん性能の向上、小型化へと変化し、価格も安価になっていきました。 

 しかし筆者は個人用にワープロは、購入しなかったように記憶しています。

 まだ個人用としては専用機で文書を作成する時代ではなく、手紙やはがきは手書きが普通の時代であったせいでしょう。

 電卓、ワープロの職場での普及がきっかけとなり、いよいよ次にパソコン(パーソナルコンピューター)が職場に導入される時代がやってくるのです。(つづく)


パソコンの登場前は、電卓やワープロから始まった。(No.1)

2021年11月22日 14時34分11秒 | 日記

 今や高齢者もスマホ(スマートフォン)を気軽に持ち歩く世の中になりましたが、筆者がパソコン(パーソナルコンピューター)に興味を持ったのはいつ頃だったのだろうか?

 筆者が1965年頃に新卒者として入社した頃は、まだ職場にパソコンは存在していませんでした。

 日本経済が高度成長期に向かっていた頃だったせいでしょうか、仕事の内容も多岐にわたり、やたらと忙しく毎日遅くまで残業するのが常識のような時代でした。

 すべての書類や文書は手書きで作成する時代でしたし、計算業務もまだソロバンを使っていました。

 計算機も確かにありましたが、機械式で手作業の入力を行い、グルグルとレバーを回してチンと鳴って計算結果が標示される、確かタイガー計算機という品名の手動計算機だったと思います。

 しかし掛け算はそろばんより早く楽に計算出来て、職場に数台しか置いてない計算機を取り合って計算作業をしていた記憶があります。

 1970年頃でしょうか、初めて職場に卓上式電子計算機が導入されました。卓上式といっても堂々とした、かなりの大きさでデスクの上で半分近い大きさを占める、まさに大きな卓上式でした。

 しかし機械式に比べ瞬時に計算結果が標示される使い易さで、これもごく少ない台数のため、職場内では経理課に恭しく置かれていました。 おそらく価格も何十万円もしていたと思います。

 そのうちに事務用の電子計算機もだんだん小型化が急速に進み、各人が使えるような電卓になっていきました。

 確か初期の大型電子計算機は、キャノンやシャープの製品だったと記憶しています。

 そのうちに小型の事務用計算機の新製品競争が激しくなり、キャノン、シャープに、カシオなどが参入し低価格と小型が急速に進みました。 

 今では、100円ショップでも売られるくらいに、安価にハンディーな電卓が普及しているのですから時代の変化を感じます。

 そのころから職場に登場した次の電子機器は、ワードプロセッサー(ワープロ)でした。 (つづく。)