ニセコ高原風だより

ニセコ高原のアコーディオン弾きがお送りする季節のおしらせ。

国益になる外交にもっと・・・・・・!

2011-09-30 06:02:40 | Weblog


お天気はこの後、雨・・・高い山では雪の予報。
晴れれば日中気持ちのよい季節。

昨日も大通公園で,練習した。
どんな状況下でも,集中力を切らさず,自分の演奏が出来るように鍛える。
足を止めて、じ~~っと眺める人・・・
何人もの人が次から次へと前を通り過ぎて行く・・・・

若い女性とおばさまが30分以上、隣のベンチでじ~~っと聞いてくださった。
帰り際に,お二人とも「今日はラッキーだった、素敵な演奏だった、」・・と感想・謝辞を述べられて立ち去った。
若い女性は、以後の私のスケジュールを聞いて帰った。
2:00時間弱・・・・弾き続けた。

小犬の散歩・子どもの散歩・身体的なパフォーマンスの練習、グループでのネタ仕込み?、ハモネプ練習、
ただじっとベンチに座る人、セールスに疲れて休む人,仕事をさぼって漠然と空を眺める人(行く末の人生を考える人)
老後の余暇を語り合う夫婦、寝転がる人,とうきびをかじる人、
会合が終わって地下鉄の駅に急ぐ人、おしゃべりな観光客、寄付を募るグループ、
下手なアコーディオンの練習をする「おっさん」車の音,救急車の音・・・・

大通公園は、いろんな「状況」を飲み込んで、ビルの谷間になが~~く横たわっている。
大通公園へ行けば,人生の機微(きび)が、だいたいなんでも揃っている。
奥深い公園だ。

文章の読み方、マスメディアの読み方、コマーシャルの読み方、大通公園の読み方、
「読み方」には千差万別・人それぞれ・いろいろ・・・・・

今朝のラジオで「世界のエネルギー事情・流れ」は確実に変わったという報告がされていた。
今まで、あまり見向きもされなかった「シェールガス」の開発が米国を中心に革命的に進んでいるという話だった。
http://www.yamaguchi.net/archives/006838.html

日本はとても良い「お客さん」ではあるが、もう誰も相手にはしていない・・感がある。

今は米国でしか採掘されていないようだけど、中国・ポーランドに膨大な「シェールガス」の埋蔵量があるとされている、
中国と米国は既にタッグを組んでいるし、今まで天然ガスを欧州に高飛車に売りつけていたロシアが戦々恐々としている。
米国が一番のお得意さんだったカタールは、日本の中部電力が急遽買い付けに来ていただいたので「ほっ」と胸を撫で下ろしている。
ここ数年のうちに世界のエネルギー事情(地図)は革命的に塗り替えられるだろう・・・

そのような報告だった。

今回の震災(震災まではまだ良かった)。
福島原子力発電所の事故の後、日本という国は「真実」を世界に向けても、国内(住民)に向けても「何も語らなかった」

致命的だった。

世界からは、表向きは「一日も早い復興を期待してる,協力を惜しまない」・・だけど 
本当の所は「っあっそ~~勝手にしたら!!・・・」「海への放射能垂れ流しは、絶対許さない」・・・・なのだ。

一度失った「信頼」はしばらくとりもどせないだろう。

にもかかわらず、ここにきても、「さらに安全性を高めて、原子力発電所の再稼働にむけて・・・・・」なんて演説を世界に向けてする
この国の「トップ」って・・・いったい何?・・・言葉が出ない。

もう,誰も原子力発電所のことなんか、考えていない。

いろんな意味で「島国」なんだと思った。
国益になる外交にもっと「金を使えよ」という声が多数聞かれる。
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