ニセコ高原風だより

ニセコ高原のアコーディオン弾きがお送りする季節のおしらせ。

ホホジロ!

2007-05-12 08:39:24 | Weblog
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曇っているけど、今日は晴れるようです、冷たい風が吹きます。
大山桜がほころび始めました、見事なピンクです。
葉っぱも一緒に出ます。
この春は、辛夷が見事に咲きそろった春でした。

昔、福永武彦先生のエッセイが好きで沢山読んでいましたが
先生が、列車で向う初春の信濃路に、辛夷がぽっぽ、ぽっぽと花をつけ
とても印象深いくだりがあるのを思い出しました。

しかし、私はその頃、辛夷と言うものを実際に見た事もなく
木々の芽吹きの前、荒れ野の山あいに真っ白い花をつける
辛夷を一度見てみたいものだと、思っていました。
ニセコに来て、それは叶いましたが、想像通り、
気品ある見事な花たちでした。

最近、体育館でアコの練習をしていると、
こんこん、窓を叩く奴が来ます。
窓から、中を覗き込み、ハチ鳥のようにホバリングをし
嘴でこんこん窓ガラスを叩きます。
図鑑で調べると、ホホジロでした、一筆啓上云々と鳴く鳥です。
どうも、アコの音色が気になるらしく
中に入れろと、こんこん叩きます。
いよいよ、私のアコの音色が鳥たちにも
認められて??来たのかと思うと感慨深いものがあります。

熊とか狐とか蛇とか色んなやつらが来たら困るなと
心配です。

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