ニセコ高原風だより

ニセコ高原のアコーディオン弾きがお送りする季節のおしらせ。

BCG・・・

2016-01-20 16:56:41 | Weblog


早朝から濃い雪が降り出した、
暗闇を歩く「ルゥ」の背中がみるみる白くなって行く、
風もおさまり、雪は音もなくシンシンと落ちて来る、

昨日、年末入院して削り取った組織の検査結果が出た、
それらには「癌組織は無かったよ」・・・と先生が教えてくれた、
・・・・で、予定通り「BCG膀胱内注入療法」をしましょう!!
早い方が良いので、来週から・・・

副作用の多い治療で、1~2回目は短期入院して様子を見ながら、
毎週1回・・・6~8回続けて行い、手術後6ヶ月くらいで、CT等の検査を入れて行く・・という
今後の予定が示された、

私達が子供の頃、ツベリクリン反応とBCG・・・
そのBCGが抗がん治療に使われている、

BCG膀胱内注入療法で使用するBCGは、ウシ型結核菌を弱毒化した生きた菌で、
結核予防ワクチンのBCGと同じ菌が使用される、この生きた菌を膀胱内に注入すると
BCGは癌に付着してがん細胞の中に取り込まれ、その後、体がBCGに対する免疫反応
を起し、この免疫反応ががん細胞を攻撃して破壊、死滅させるといわれている、
その一方で、BCGに対する免疫反応により、発熱や膀胱刺激症状などが「副作用」として現れる
とされる、

不安はあるけど、医師の指示に従って治療を続ける、
膀胱がんは再発しやすい・・・といわれている、

今週は、金曜日からレッスンがはじまる、金曜日・日曜日・火曜日・・
2月・tomokoさんの入院までに、私の短期入院を終えて生活を組み立てて行く、

毎朝、暗闇の中、「ルゥ」と散歩出来ることに感謝している、
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2 コメント

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細胞性免疫 (onchikun1)
2016-01-21 21:07:20
癌組織がなかったことは良かったと思います。

今回のぷ~さまの治療は

> BCGは癌に付着してがん細胞の中に取り込まれ、その後、体がBCGに対する免疫反応
を起し、この免疫反応ががん細胞を攻撃して破壊、死滅させるといわれている、

「BCGを取り込んだがん細胞」はぷ~さまの正常な細胞の持っている性質とは異なるものになります。ぷ~さまの免疫が「BCGを取り込んだがん細胞」を非自己(自分の細胞ではない)として認識し、攻撃します。そうすることでがん細胞をやっつけるというしくみです。

BCGを取り込ませることで、免疫反応を起こすターゲットをはっきりさせるような治療法と思います。

よく考えられた治療法と思います。今回話に出てくる免疫は細胞性免疫といわれています。

細胞に対して攻撃する免疫反応なので細胞性免疫といいます。もう一つは、外部から侵入したタンパク質などに免疫反応が起こるもので、体液性免疫と呼ばれます。

水痘ウイルスによる帯状疱疹(たいじょうほうしん)が自然治癒するときも、細胞性免疫と同じ治り方をします。ただ、帯状疱疹の場合はその部位に激痛を感じますので、放っておいて自然治癒を待つのは忍耐がいります。私がこの病気に罹ったときはどんな病気かわかっていたので激痛でしたが放っておきました。しかし、まわりから病院に行ったらといわれて、ほぼ治癒しかかっている状態でしたが通院しました。(本当はこんなことしてはイケナイのですが)医者も「痛いでしょ。」といって驚いていました。いまは病院では多くの場合、抗ウイルス薬のようなもので早期治療すると思います。

専門家ではありませんので、間違いがあるかもしれませんが、「当たらずとも、遠からず」と思います。

副作用の少ない治療でありますようにお祈りいたします。お身体、ご自愛ください。
返信する
細胞性免疫・・ (ぷ~)
2016-01-24 06:08:09
onchikun1 さま

貴重なご示唆をありがとうございます、

がん細胞が無かったことで、なんとか踏みとどまった感は
ありますが、治療は続けて行きます、
もう少し、アコーディオンが続けられますように・・・
返信する

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