ニセコ高原風だより

ニセコ高原のアコーディオン弾きがお送りする季節のおしらせ。

エコと除雪!

2010-01-14 06:52:35 | Weblog






降った。
鹿児島辺りで、多くの住民を困らせた,雪が
低気圧とともに,北上して来た。

5:00時頃,朋子さんは、「ルゥ」のおしっこに
裏の戸を開けようとしたが、雪でつっかえて開かなかった。
「ルゥ」は積雪が無いと、ぷらぷら遊んで帰って来るが
雪が積もって,風でも吹いてると、5秒で用を足して、
一目散に帰って来る,非常に現金なワン公だ。

夜明けを待って,今日も除雪に飛び出す。
昨日,近くの知人と積雪量について,意見を交換したけど、
知人も,「今年は雪は多いが,温暖傾向にある」と意見が一致した。
その知人は,この前まで、私と同じ、吹きっさらしのブルトーザーに
乗っていたが,そのブルが同じ方向にぐるぐる・しか・回らなくなったので
今は,出世?されて、キャビン付きの、タイヤショベルに乗っている。

『除雪』

これは,春になったら,確実に水になって消える「もの」に対して
わざわざ「油」を「ごまん」と炊いて処理する行為を言う。

一昔前は,この辺りでも、幹線道路だけなんとか除雪した。
後は,そのままだった。畑も道路も沢もなにも区別はなかった。
子どもたちは、スキーを履いて?一直線に学校へ通う事が出来た。
馬橇に乗って街へ飲みに行った,親父は、帰り、橇の上で,居眠りしてても
馬は,家の前へ届けてくれた。

役場に用事があるときは,お天気の良い日に、腰に弁当箱をぶら下げて
一日がかりで「歩いた」。
新米の教師は、街に飲みに行って、帰り、吹雪の中、教員住宅まで
辿り着けなくて、何度も死にかけた。

田舎の街は、まだしも、札幌,旭川などの大都会で、
除雪費用は莫大なものになる。

エコが叫ばれる時代に
(春になったら、確実に水になって消える「もの」に
対して「油」を炊いて処理をする行為)

これを何とか出来ないだろうか?

生活道路の確保、経済道路の確保・・・・・・。
今の時代に、住民票を一日がかりで、役場に取りに行く人はいないけど。
車が無ければ、なにも始まらないけど。

時々、ブルトーザーの上で、「これは春になったら水になる」・・・と
考えてしまう事が、良くある。

「冬眠」が最も優れた「エコ」かも知れない・・・・・・?

最新の画像もっと見る

コメントを投稿