家も、車も、道も、畑も、山も、里も、ぜ~~~んぶ真白になった。
来るべきものは、ついにやって来た・・・そんな朝。
気温は、氷点下2~3℃、風がないので、それほど寒くは感じない。
散歩の途中、小動物の足跡が、道路を横断してしっかり残っているので、
「ルゥ」は雪の中に鼻を突っ込んで、しっかりチェックしている。
今日は、午前中コーラスの練習、午後は洞爺湖まで出張レッスン、
レッスンで使えそうな、新しい曲を、何曲か書き始めている。
概ね優しいバージョンが多い、そして、生徒さんの年齢に寄っても
好みの曲は変わるけど、避けて通れない奏法上の訓練を兼ねる楽曲もあり
あまり難しくならないように心がけて書く。
道路除雪車もまだ、本格的には走らない、
早朝、新聞屋さんの轍の跡だけが、駐車場にくっきりと残っている。
明けたばかりの空は、鉛色の雲が東の空に遠のき、所々青空が顔を出した。
幾度と無く、このような朝を迎え、ピリリと引き締まった空気を胸一杯
吸って、朝の散歩に出る、昨日となにも変わらないのに・・・・。
少し、疲れたな?!
少し、ゆっくり出来たな?!
その日その日の心の有り様を思い浮かべて、
「まっ、なんとかやって行こう!!」と自分に言い聞かせる。
八方塞がりの場合が多いけど、できるだけ前向きに考えるようにする。
富良野では、この春から、日帰りのお客様は増加したけど、
滞在(宿泊)のお客様は減少した、と報じられている。
道の駅「拡大」バージョン、(まるしぇ)が功を奏したのか、
例年には無い賑わいを見せた様子だった。
リゾートという看板を上げ、宿泊客・滞在客の増加を目指すニセコ
という地域は、この後、余程、質の高いサービスや、アフタースキーを考え
また、自然体験、農場体験等、それらも質の高いプログラムを用意
して行かなければ、生き残れないだろう。そして、滞在型余暇の過ごし方
の中に、文化的?なアプローチもどんどん組み入れて行かなければ
本当の意味でのリゾートとは、別物に変容して行く恐れもある。
ただ、投資目的でどんどん不動産が動いたり、立ち止まったりしているけど、
ここらで、真剣に考えておかないと、
風が吹き抜けるゴーストタウンだけが残ることになる。
30年前のヒラフ界隈、夏・秋・初冬・・・って、
本当に人っこ一人歩かない、ゴーストタウンだった。
時々、ポニーが「ヒヒン」と啼いたりしていたけど・・・。
それはそれで、味のある風が吹いていたかもしれない・・・・。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます