ニセコ高原風だより

ニセコ高原のアコーディオン弾きがお送りする季節のおしらせ。

生の岸辺・・・伊 福 部 昭 の 風景(パサージュ)

2016-02-05 06:32:53 | Weblog


夜半の内に、少し雪が積もった、帚で履く程度の降雪だった、
気温が-5℃を越えると、暖かく感じる、毎朝、暗闇で挨拶するおばあちゃんも「今日は暖かいネ!・・」と
声をかけてくれた、「ルゥ」はそのおばあちゃんには興味がないらしく、真っすぐ前を向いて歩く、

今回の入院で、足しげくトイレに通いながら、「世界を知る力」寺島実郎著を読み切った、

寺島先生は、固定された狭い視野(空間的にも・時間的にも・歴史的にも)から脱却し、
現代の日本の姿を見直すべき・・と説明されている、
中国と日本の歴史的な時間の流れからすれば『戦後70年』というくくりは、僅かな一瞬に過ぎない、
その僅かな一瞬だけを見て「だけに捕われて」ものごとを判断すべきではない、
結果をいってしまえば、アジアの中の日本を歴史的に、経済的に、文化的に考えるにしても・・・
この国は、この国の政治家はアメリカ合衆国に「視野」が偏りすぎている・・・・!!
世界は、既に、「そのようには」動いていないことを素早く、深く「知る」べきだ!!・・と解説されている、

この後と読みたい本は、木村草太著「テレビが伝えない・憲法の話」



そして、「生の岸辺」伊福部昭の風景(パサージュ)



こちらは道内作家、柴橋伴夫著、伊福部昭の生涯に迫る評伝、腰を入れて読まなければ・・・
釧路の「北方の鼓動」森重雄大先輩は、伊福部先生の未発表の作品を掘り起こし、
釧路で『初演』コンサートを繰り返し開催されて来た、伊福部作品の素晴らしさに迫る活動をライフワークとし、
今も続けていらっしゃる、世界に名を残す音楽家は「アカデミックな影響を受けず」『独学で』大地の音に耳を
傾ける人に多いのは偶然なんだろうか・・・? 武満先生も・・・・

S.A.Q.で、私はリズムとコード部門を担当している、アイネクライネ・ナハトムジーク(モーツァルト)
堀部隆次先生の4重奏アコアレンジの4thを、自分なりに書き換えた、殆どBass ボタンで演奏する、



3月には、いくつかコンサートが予定されている、体調を整え『トイレに通い』練習して行かなければならない・・・



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