ニセコ高原風だより

ニセコ高原のアコーディオン弾きがお送りする季節のおしらせ。

ポイントが10倍付く日・・・

2015-09-15 03:49:51 | Weblog








お天気の移ろいが素早い、北海道の上空に寒気があって、
大気が不安定になり、雷雨が突然やってくる、その後からりと晴れる、だがまた黒雲がやってきて、
雨を降らせる、さぁ~~~~っと晴れる、お日様が眩しい、

毎朝、新聞の織り込みチラシをチェックする、主に近所のスーパーの特売商品のチェックだ、
醤油・油・米・ワン公の餌・お薬等と共に、旬の食材もチェックの対象になる、
そして「ポイントが10倍・20倍になる日」「爺さん婆さんDay」「92円・46円均一Day」特にこれらの日が
後押しの条件になる、

この前の日曜日、Aスーパー、醤油と油が、その日限りの特売の対象商品(お一人様1本限り)ポイント10倍・・・を見つけた、
開店を目指して行ったけど、「やはり」凄い車で、待たなければ駐車場に入れない状況だった、誘導員に案内されてなんとか
駐車スペースは確保したけど、店内は足の踏み場もない程、ごった返していた、年配者が圧倒的に多い、
ご夫婦でカートを押して、カートの上下に大量の購入商品を乗せ10台程あるレジに列ぶ、

この光景を、「消費税の軽減税率2%・・上限1ヶ月333円・・マイナンバーカードを利用して・・・」と宣う  
役人に見て欲しい、「買い物にクレジットカード持って行くでしょ!」と(ほざく)大臣にも見て欲しい、
この国を動かしているのは「武器輸出をもっと自由にしろ!!」と迫る大企業、
「我が国と密接な関係にある国と軍事行動を、簡単に出来るよう、法整備をちゃんとやれ!!」と迫る経済界なのだろう、

しかし、スーパーの特売日のレジに必死に列ぶ老夫婦もこの国の構成員だ、
各紙、世論調査の対象になる人も、国会前で抗議の声を上げる人々も、抗議の声は上げないけれど、不安に思う人も
皆、この国の構成員だ、

「我が国と密接な関係にある国」が、第二次大戦後、世界で行って来た軍事行動(戦争)を思い返して欲しい、
本当に世界の秩序は「保たれたのか・・?」「世界の警察官・・・?」「正義」だったのか、
どれほどの、罪なき人々が殺戮されて来たのか、戦地で命を落とした「若者」がいたのか、思い返して欲しい、

二言目には「我が国の平和と安全を守るために」・・・と宣(のたま)い、「今、理解されなくても、時間が経てば・・・」と強弁を放つ
この国の責任者は、どこかで、この「世界」を読み違えていると思うよ、
戦争に必要な武器や、取り返しの付かない状況が、今なお続いている、世界一の安全基準を持つ原子力発電所を輸出することに
力を注ぐよりも「平和」を輸出することに精を出して欲しい、この国はその責務を果たさなければならない条件を歴史的に有してしまったと思う、

・・・・そう「平和」を売ったって「一銭にもならない」1本158円の醤油を売るより、1発数百万円のミサイルを売る方が、
経済的(効率)には良いに決まっている、でもその(効率)を皆が追求すれば、地球という星の未来は無いに等しい、
今回、この国の為政者がやろうとしていることが、「我が国の平和と安全を守るために」とは裏腹に「はっきり見えたので」
舵を切り返すには「チャンス」到来なのだ、「平和」を売ったって「一銭にもならない」
でもその「平和」をこれまで、散々売り歩いたのは「公明党」を指示する人々であったし、
この前、ノーベル兵和賞をもらったこの国の為政者も存在した、それらは「何」だったのか・・・?

突き詰めれば、この先私達は「一銭にもならない平和」を売って、なんとか生き延びようとするのか、
効率的に人を殺戮出来る最新鋭の武器を売ってやっ行こうとするのか『選択』を迫られている・・・?

秋は茸(キノコ)の季節だ、