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和英特許翻訳メモ

便利そうな表現、疑問、謎、その他メモ書き。思いつきで書いてます。
拾った用例は必ずしも典型例、模範例ではありません。

配線層、配線パターン

2021-10-08 15:29:31 | 電気

WO2015050000
 図3に示す半導体装置11は、例えばCMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor)イメージセンサなどから構成される撮像装置からなり、互いに接合された上側基板21と下側基板22とを有している。なお、上側基板21と下側基板22の間にある点線は、上側基板21と下側基板22の接合面を表している。

 上側基板21は、Si基板31と、そのSi基板31に積層された配線層32とからなる。配線層32は、複数の配線層から構成されている。また、Si基板31の図中、上側には被写体からの光を集光するオンチップレンズ33と、オンチップレンズ33により集光された光のうちの所定の色の光を透過させるカラーフィルタ34が設けられている。さらに、配線層32には、Alにより形成された、ワイヤーボンディング用のパッド35も設けられている。

 下側基板22は、Si基板41と、そのSi基板41に積層された配線層42とからなり、配線層42のSi基板41と接する部分の一部には絶縁膜43が設けられている。また、配線層42は複数の配線層から構成されている。

 さらに、この例では、配線層32と配線層42におけるワイヤーボンディング用のパッド35から絶縁膜43までの間には、Cuで形成された、パッド35を保護するためのパッドが各層に設けられており、それらのパッドとSi基板41とが絶縁膜43により絶縁されている。具体的には、半導体装置11には、直上にあるCuのパッドまたはAlのパッド35を保護する複数のパッド(配線)からなるパッド群44が、パッド35から絶縁膜43の間に設けられている。

 

 固体撮像素子901では、図示せぬ半導体基板(チップ)上に画素アレイ部911が形成され、さらに半導体基板上に垂直駆動部912乃至システム制御部915が集積されている。例えば、画素アレイ部911が形成される半導体基板が、上述した上側基板21と下側基板22を有する半導体装置などとされる。

 画素アレイ部911は、被写体から入射した光の量に応じた電荷を生成して蓄積する光電変換部としてのフォトダイオードを有する画素からなり、画素アレイ部911を構成する画素は、図中、横方向(行方向)および縦方向(列方向)に2次元配置されている。

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